12/5の日記          文は田島薫

さまよえる家族


先週は日曜の昼にメイが来て3泊して帰って行ったんだけど、来た日に、数カ月でアパ

ートの契約(家主の恩情で高額な家賃を負けてもらってた)の切れる母親を部屋数のあ

るメイの家に一緒に住まわせる、ってのはいや?って試しに聞くと、いや、だって。

1ヶ月ぐらい前に都内で商売をしている母親である妹から、もしねこを飼えるアパート

が見つからない場合、わが家で預かってくれないか、って電話を受けた家人が一応了承

したんだけど、旅行時などの不具合を考えると、同じ都内で母親の店とも近いメイの家

に同居すれば一挙解決だと思ったんだけど、メイにはメイの都合があるんだろう。

事務所でユーチューブを観てたら突然、このブラウザ−では全画面表示できません、っ

て、今までできてたことができなくなった。どうもOSなどのバージョンアップなどを

しないと、だんだんそういうことになるようなんで、ノートPCも一緒にそれをしたん

だけど、パスワード間違えたりでけっこう時間がかかり完成は翌日以降になった。

そうした中、家人から、ふたはこわれてるはちょっともるはでボロポットがあんまりだ

から新しいのを是非早く買ってくれ、って要求があり、ネットで調べたらけっこう安く

て高機能な品がいっぱい出てることがわかり注文。家にある栓のこわれた2つのポット

の1つ分の大きさで2つ分の容量。2つの栓だけ長い間あちこちの店行っちゃ探してたわ

れわれはなんだったんだ、って。ついでに(?)前からあった方がいんじゃないかな、

って思ってた色んな録音できるはずの小さなデジタルボイスレコーダも別口注文。

昨日の日曜の午後は家から3つ目の最寄り駅を経て、そこからのびる散歩道沿いを、今

開催中のさいたまトリエンナーレの作品を鑑賞しながら家人と歩いた。終点の黄昏れ時

の公園は杉並木(多分)が紅葉しててなかなか美しく、写真撮る人たちや釣りする人た

ちやジョギングする人たちや沼に浮かべてあった人気アーチストの作品やまわりを泳ぎ

まわるカモたちをながめながらふたりで(?)缶ビールを1本飲んでから帰った。


戻る