11/7の日記          文は田島薫

また茨城へ行ってきた


ユーシロセンセーが入院してた病院へ自転車で行く途中にある大型電器店にバリカンの替

え刃の取り寄せを頼んでおいたのを、取りに行く日にはもう病院に用はなくなってたんで、

わざわざ行き、受け取る時、店によって売り値はまちまちと聞いてたんだけどメーカーに

電話で聞いてた定価より400円ぐらい高かったんで、受け取る時、思わず割合高いですね

〜、って言った私はセコイ上に他人の職業を侮ってたかもしれない。

前回両親の住んでた家の片付けに行って半年経つんでまた行かなくちゃ、って思ってたと

こにユーシロセンセーの瀕死の入院があり、続いていとこから車で送り迎えしてやるから

予定を組むように、って電話があったんで、2泊にとどめたそれを伝えておいた。で、先

週の水曜の朝家人とふたりを茨城の家へ送ってもらった。

私が段ボールに書いた家と土地売出しの看板はカバーの透明ポリがやぶれてはずれかかっ

てて、やガレージセールのそれの方はぐちゃぐちゃになったらしくすではずされて裏に置

かれてあったんで、とりあえず、売出し看板のカバーを代えて貼り直してから、家人と花

持って近所の墓へ行ったり掃除などやってから風呂に入り、飯を食って早めに就寝。

翌朝早く起きると、前日から計画してた通り、前回行けなかった筑波山に自転車で行って

みることにした。持参する昼食用食料の準備したり、自転車の整備してたら、新しい小さ

い方の自転車の空気入れ口のバルブのゴムチューブが破れてて、予備もないんで、近所の

自転車屋に行き、出て来たばあさんに5〜6センチわけてもらって、いくらか聞くと、200

円もらっとこーか、って言うんで、はい、と渡しながら、内心、高いんじゃねーの、って

思った私はセコイ上に他人の職業を侮ってたかもしれない。

その日の午後2時前にはわが浦和レッズの年間1位を決するゲームがあるんで筑波山から

はそれまでに帰るつもりだったんだけど、家人の小さい自転車のスピードの遅さや、道を

ま違えたりもあり、ふもと登山道から筑波神社に着いた時は正午で3時間経過してた。ま、

ちょっと帰り遅れてもいっか、って休日だったんで、けっこうな人出ん中にまじりケーブ

ルカーでてっぺんまで上がり、少し風の冷たい広場のベンチで昼食してからまた下って、

自転車置かせてもらった柿売りの家でいとこのみやげに柿を買って帰って来て、テレビつ

けたら、今ゲームが終わったとこで、ドロー。競争してた川崎の方が負けたんで、なんと

か年間1位獲得。その後夜まで、私は庭の伸びた木の枝だ下ろし、家人は大掃除。

翌日いとこが来るまで、私はガレージセールの新しい看板作りや、柱みがき。家人は掃除

洗濯して、またたくまに滞在終了。


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