9/28の日記          文は田島薫



連休の来客とお出かけの後、月見


先週は暦上5連休で、いつも休日と同じような生活してる家人と私にとってはどうでも

よさそ〜なもんなんだけど、それでも、私なんかはいつもの平日のように事務所で過ご

さないで居間で過ごすことにして休日気分なのだった。とは言っても、休日の月曜には

ココ通の更新に事務所で過ごしたもんで、いつもと違うほんとの休日は火曜と水曜だけ、

ってことになった。で、その火曜の午前中、友人のととなま(仮名)にメールしてヒマ

なら来ないか?って言ってみたら、夕方、奥さんと愛犬ダックス連れて天どん弁当やワ

イン持ってやって来た。こちらで用意したビールと大根煮とトーフでまず乾杯して、と

となまのいつものだじゃれ聞いたり近況を馬鹿話仕立てで披露しあった。

翌水曜は連休最終日、ってことで、どっか行くか?って言って、ふたりして、自転車で

30分ばかりのところにある川沿いの人工湖のある公園に出かけた。広い公園は去年来た

時と同じように家族連れが思い思いの場所でボール遊びしたり、自転車乗ったり、ジョ

ギングしたり、お茶飲んだり、昼寝したりしてた。われわれも草原の家族連れの簡易テ

ントらの近所で寝転がって樹木や空をながめながら深呼吸した後、水辺を自転車で走り、

なだらかな芝生の丘から水辺を望む場所を見つけると、ここでお茶にしよう、ってこと

に。自転車を止め、家人は湖にうかぶいくつものウィンドサーフィンをながめながら、

丘を上って行き、ここがいい、つって座り込んだんだけど、すぐ2メートルぐらい後ろ

に若い男が3メートルぐらい前方には中年の男がいずれも読書してる場所だった。

おいおい、ちょっと人と近すぎるんじゃねーの、って思ったんだけど、家人は全く気に

してない模様だったんで、私も、ま、いっか、ってことにして、静かに水ながめてると、

なかなか家人もいい気持ちだ、ってことになって楽しそうな話題をふってくるもんで、

私もちょっと読書のじゃましちゃいけない、って小声で控えめに話したりしてたんだけ

ど、家人はそうでもない模様で、私もビール飲んじゃうし、家人はコーヒー飲んでるう

ちに、3メートル先の中年男は何気なく立ち上がり水辺の方歩いて行って伸びをした。

家人の後ろの若い方をちょっと見てみると、なんとなく本見ながら落ち着かない様子だ

けど立つ気配はない。われわれは30分ほどして、さて帰るか、って立ち上がり後ろ見た

家人、自転車んとこ来てから、少し驚いたように、あんなそばに人がいたの?だって。

金曜の昼にはうちの最寄り駅から4つ目ぐらいんとこに住んでて、年に2度ぐらい来る家

人の中学時代からの友人が雨の中約束通り来て話し込んでから日暮に帰って行った。

きのうの日曜の夕方は連休中借りてたDVDをふたりで返しに行く途中で久々に図書館に

寄り、軽いエッセーや詩の本などを6冊ぐらい借りた。

晩は狭いベランダに椅子を出し、ベンウェブスターをBGMにして中秋の名月を見ながら、

ビールとショーチューや梅酒飲んでとーふと大根おろしと焼きさば入りのカレーを食い、

部屋入ってから、さっき借りて来たDVDの1枚、家人も観てるし、私ももう観てるはず

なのに大分忘れてた映画「フライドグリーントマト」を観た。


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