8/3の日記          文は田島薫



茨城の家のゴミ処理に出かけた


茨城にいた私の両親が亡くなってから早3年、妹とも相談してその家を売却しようとして

て、やっと今年の春に決りかかってたのが、予想の半額ぐらいでしか売れそうにない上、

居抜きでいいという話だったんで、仏壇やら荷物をそのままにしておいたところ、取り払

ってもらわないとだめだ、って言うんでご破算にしてもらった。

で、整理し残ったタンスや食器棚などの中身を処分することにしたんだけど、そんな中、

長野の家人の父親が亡くなり、法事やらそのアパートの引き払い整理の手伝いをしたり、

その間に、札幌の伯母の3回忌に参加したり、妹の娘やら家人の友人が遊びに来たりして

伸び伸びになってたのが気になってた。そんな時、車持ってる方のいとこから電話があり、

墓参り行くなら茨城まで車で運んでくれるって言う。で、店やってて水曜定休の妹が娘と

来る前に家人と私を運んでもらって、整理をやってから一緒に妹の車(友人から借りた)

で一緒に帰って来るか、われわれだけもう少しいて電車で帰るか成りゆきで決めようと思

ってたら、妹から娘の休みが取れるかどうかわからないんで盆過ぎにしたい、って電話が

あり、じゃ、今回はわれわれだけで行き、また盆過ぎにも行こう、ってことにした。

その後のいとこへの日程決定の電話で帰りはどうするか聞かれたんで、電車で、って言う

と、だったら帰りも車で迎えに来るよ、って言うんで、それじゃわるいよ〜、って言いな

がら申し出に甘えることにして、約束通り先週の火曜の朝、わが家に来て、家人と私をさ

いたまから茨城まで運んでくれた。

昼近くに家の手前にあるショッピングモールのキャッシュアンドデリバリーの食堂で私と

いとこは牛丼(となりにうな丼屋もあったのに無意識にスルーしてしまった)、家人は長

崎皿うどんを食い、全員分用意しといた野菜ジュースで食バランスを確保。滞在分の食料

や酒と墓参り用の花などを買ってから両親のいた家へ。

いとこが自分で持参したヨーカンと家人が入れたお茶で、みんなひと休みしてから、2時

半ごろ、いとこは、また土曜の昼に来るから、つって1人でさいたま市へ帰って行った。

4時になると、壊れた風呂の湯沸かし器を前日に交換してもらっていたのの説明にガス屋

さんが来た時、水道メーターから水が溢れてますけど、って言うんで、え?って見に行く

とたしかにその通りの状況になってるのを確認、水道局に電話してみると道路から敷地内

はわが家の責任だ、って言うことらしいんで水道屋に電話しようとすると、ガス屋さんが、

自分は水道工事もやれると言って掘ってくれたんだけど、土ん中にあった使ってない廃屋

ガレージの方のパイプから盛んに水が出てるのを見て、私は急に自分のせいかも、って気

づき、ちょっと離れたとこの水道の元栓を閉めてみたら、それが止まった。トイレの水が

出ないんで、どっかの元栓が止まってるせいかも、ってやみくもに開けてみたんだけどけ

っきょく水は出ないままだったのだ。

で、ガス屋さんにトイレ2つ見てもらい、けっきょく、水道に交換する前の井戸水仕様だ

った時の砂がフィルターに詰まってたことがわかり、一番不調の方はやっぱり部品交換す

ることになり、携帯で仲間業者に連絡し、型式確認と取り寄せ手配をしてくれた。

それからの4泊5日の間、値下げした手書き売り家看板とりつけ、庭木の剪定、池の水の交

換、廃屋ガレージでの無人ガレージセールの手書き看板と商品陳列、みやげ物小物や食器

や鍋釜、文具や紙類のゴミ出し、部屋の掃除、など、2人して働き詰めた。


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