4/27の日記          文は田島薫



遠方からの客との酒宴と遠方行きの計画


先週の水曜日の午後、約束通りクボセンセーとその兄貴がわが家に来て酒宴をした。

札幌に住んでる兄貴は、翌日わが家の近くのレストランで小学校のクラス会があるそ

うで、だったら余計わが家に泊まることを勧めたんだけど、ふたつ先の駅に住む弟の

クボセンセーんとこに泊まると決めてるらしかった。

腹すかせておくようにと言っておいた約束の午後3時、まずクボセンセーが家人の親

父へって花束持って現れ、すぐに兄貴が土産やビール持って現れて酒宴が始った。

彼らとの酒宴はいつも2時間位経つころクボセンセーがさ、もー帰ろう、ってお開き

んなるのが常だったんだけど、4時間ほど、持参したプレミアムビールと高級さつま

あげ、やこちらの用意した石狩鍋や2級酒飲んでから帰ってった。

翌日遅く起きて顔洗ってると、玄関に声がして、きのう来たばかりの兄貴がそこでや

るクラス会の始りまでちょっと時間あるんで寄った、って。何かちょっと伝えること

もあったようで。それについてはちょっと説明を加えなくちゃいけない(大げさだ)、

花見の時、クボセンセー兄弟の母親の一周忌が6月にあるんで札幌行くか?って話が

クボセンセーからあった時、その母親とは幼い頃からずっと近くで暮らしたことがあ

る私はふたつ返事で、おー、行く行く、って言ったところ、来るならホテル代を兄貴

が負担する、って言ってるって言われたもんで、いやいや、自分でビジネスホテル取

るからいい、って言っておいたことが、どうも状況を複雑にした模様。

兄貴が言うには、法要の後、兄貴とその2人の息子と女房らと弟と妹のホテルを取っ

てそこで泊まりと飲食をすることにしたんだけど、私と家人の処遇が難しくなって、

じゃ、兄貴夫妻とクボセンセーとわれわれは別個に前日に飲もう、ってのはどうだ、

って言われ、そうか、親子兄弟水入らず、って方が気安くていいかも、それに、兄貴

としても子供の前で気安く酔っぱらいにくいかもな、私もホテルの料理より安居酒屋

のが好きだし、それでいっか、ってことに。

しかし、後で考えると、兄貴はまた酒の2連チャンじゃちょっときついだろうし、私

はメンバー全員知ってるのに、欠席はちょっとさびしー気分も、ホテル代出してもら

っても、香典でいくらでもフォローできたじゃねーの、って気づいて、さて、いっし

ょに参加に変更してもらう方がいいかな、って考えてたところ、きのう兄貴から電話、

ホテル2人分追加できたんで前日に飲むって件はやめ、ってことで、いいかな?って、

いいいい、と応えた。


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