3/2の日記          文は田島薫



4泊4日でイギリス行ってきた


先週火曜の朝は4時起きして7時45分集合9時45分発のロンドン行きの格安パック旅行。

往復で計丸1日機中にいる計算の他はロンドンに3泊して帰ってくるだけのショートステ

イ版のやつ申し込んで、イギリス旅行ベテランの家人主導で、到着日のロンドン宿泊分

は無駄にしてヨークへ行き、そこで宿泊し、翌日できればスカボロまで足伸ばしてから

ロンドン戻ろう、って予定で日本にいるうちからヨークの民宿をネット予約していた。

ロンドンヒースロー空港に着いたのは現地時間の午後2時前(日本時間だと午後11時

前)だったんだけど、なにしろ団体パック旅行なもんでみんなが入国手続きして集まっ

てホテル行きのバスに乗り込むまでに2時間もかかり、ホテルでチェックインしてから

地下鉄で中心街の北行き列車の駅に着いたのも予定より2時間遅れの午後6時。時間帯

などによって乗車料金の違うキップも格安になるはずのオフピークの往復でも午後7時

発で予定価格の2倍のが最安値ということだった。

キップには乗り場の番号が記載されてなく、ほとんど同じ時刻に複数の会社の列車がホ

ーム電光版に告知されるから、買ったキップの列車がどのホームに着くのかわからない

わけで、駅員らしい黒人のおっさんがいたんで聞いてみると、なにやらスマフォで調べ

て「3」ってはっきり言ったんでそっち行って待ってると、発車10分前になってもそこ

には列車が入線せず、一番向こう端8番の列車表示が7時になってるんで、ふたりして

慌ててそっちへ走って行き、乗客や荷物積みおろししてる作業員に次々とキップ見せて

聞くと、この列車でいい、と言うんでほっとして近くの口から乗り込む。

列車はほぼ満席でわれわれはお互いの顔は見れる離れた席に座り、家人はコーヒーとサ

ンドイッチ、私は缶ビールと味のないビーフサンドを食った。

ヨークからタクシーで民宿に着いたのは9時過ぎ。翌朝、朝食を食い、そこのでぶねこ

をなでてからチェックアウト、母親らしき女性に私のねこ絵はがきをプレゼントしてか

ら、ヨーク市内見物。城壁を歩いたり、家人はひいきの紅茶店でチョコを買ったりして

から駅へ行き、スカボロまでの日帰りキップ買い乗車。

スカボロでは海岸沿いのカフェのオープンテーブルで家人はコーヒー、私はビール注文

して、一緒に途中のスーパーで買ったトマトを丸かじり後、駅に向かいロンドンへ。

ロンドンの北行き駅に着いたのは午後6時、地下鉄で20分ほどでホテルへ帰れるところ

を、バスで帰ってみっか?ってことにしたんだけど、教えられてたホテルまでのバスの

番号の乗り場がわからないもんで、駅前にいた駅名のロゴ入ったジャンバー着てるアジ

ア系のおっさんに聞くと、わかったついて来い、って言うんでずっとついて行くと、バ

ス停があったんだけど、その番号はない、おっさんそばにいた2人の背の高い白人の工

事ガードマンに聞いて、長いことガードマンがスマフォ調べたりして相談してから、よ

しついて来い、って反対側のバス停へ、その番号のはないけど、この番号のに乗って、

ここで降りればその番号のバスに乗り換えられる、ってメモ用紙に書いて渡してくれた。

乗車後われわれはその指示の場所の表示が出るのをずっと注意して見てたけど出ないま

ま終点。仕方ないんで近くの地下鉄の駅を探して帰ったんだけど、後で調べると底なし

の親切さを感じさせてくれた指示の下車場所は間違ってやがんの、オイオイ。

悪天候の翌日はセントポール寺院行き、背の高い白人女性担当者に返事の来ない入場券

のネット申し込みの確認と、念のため、彼女の名前とネット担当者のメールアドレスと

を中1英語で問い詰めてから高い入場料払い雨風の吹きさらすてっぺんの見晴らし台上

った後、寺院近くの高いレストランでサラダとフィッシュアンドチップスと家人はソフ

トドリンク、私はビールを3杯飲んで、そこのWifiでちょっとノートパソコン開いた。

その後、テートモダンに閉館時刻真際のテートブリテンと、美術館をはしごしてから、

ホテルのひとつ手前の駅まで地下鉄移動。でかくて活気ある夕暮れのパブに入り家人は

レモネード、私はビールを2杯飲み、後はホテルへ帰り翌日は帰路、って急ぎ旅。


戻る