思いつくまま、気の向くまま 文は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいのガンリキエッセー。
シャンせんせい、現政権とわれわれの関係についてどうなんだ、って言ってます。
不忠の臣
近現代史の本を読んでいたら「あの戦争は不忠の臣が画策して、忠義の士が戦った」
という言葉にであった。あの戦争とは、ノータリンの軍部とやる気のない政治家に引
っかきまわされて国民がひどい目にあったこの間の負け戦のことですね〜。
忠義とは君主にたいして忠誠をつくすことです。
立憲君主制の時代の君主は天皇でしたが、現在民主主義のわが国の君主は国民ですか
ら「国民をないがしろにする政府が、民主主義を大事にする国民をひどい目にあわせ
ている」となるのでしょうね。
安保法を強行成立させた安倍政権はこの言葉にぴったりとあてはまるではないですか。
衆院の公聴会で学者先生に正論を説かれ、これにこりて参院の公聴会では形ばかりで
公聴人の意見を参考にする気配もみせず、すぐに審議に入ってしまいましたね。これ
こそ不忠の臣が画策している国民不在の政治でしょう。こういうことを臆面もなくす
る内閣を不忠の臣というのです。
いつまでも不忠の臣をのさばらせておくと、この間と同じ目にあいますよ。