9/29の日記          文は田島薫



地元の別所沼公園へ散歩


先週の火曜の晴れた休日は友人のととなま夫妻と私と家人は秩父手前の高麗へ行き、

ものすごい数の曼珠沙華をながめて来たんだけど、土日に関してはここんとこ続け

て家にいたもんで、台風が近くに来てるという情報もあった中、暑いぐらいに晴れ

た日曜の午後は昼食の後、歩いて40分ほどの地元の公園へふたりで出かけた。

クーラーバッグにビール入れ、家人は途中でコーヒーを買って持ってくって予定で

歩いて行くと、先々週自転車で家人の免許書き換えの帰りに寄ったコ−ヒ−店が近

いはずだ、って、以前そこらで探して見つからなかった店をその時にこんな離れた

場所だったのか、って位置を確認できたと思ってたんだけど、また方向音痴の家人

が振り出しに戻ることを言い出したんで、裏道から行こうと思ってた公園までの道

順を替え、じゃ、もう一回確認すっか?、って国道の鋪道をず〜っと歩いて行った。

着くと、家人は、こんなに遠かったのか、って改めて感想を述べるのであった。

平日の前回来た時より日曜のきょうはいっぱいの客がいる中、ま、ともかく、家人

はそこでコーヒーを買い、ちょっと先のこれまた幹線道路へ左折しなだらかな坂を

下ると、地元じゃ有名な別所沼公園に着いた。

沼の縁の木々の間を通る鋪道はジョギングや犬を連れた散歩や家族連れが思い思い

のことをしてくつろいでいた。以前来た時にはなかったボードウォークができた場

所もあって、近くで写真撮ったりしながらわれわれはそこひと回り。沼の向こう側

が日陰で、そっちのベンチを探し、最初座ったベンチは、前で釣りをしてるオヤジ

の釣り針がこっちへ来る可能性があったんですぐに退散し、沼から離れたとこにな

らんだベンチに座り、ボール遊びや太鼓橋状の鉄棒で遊ぶ親子などをながめながら

ビールやコーヒーを飲んだ。

帰りはわが家から2番目に近い最寄り駅に向かう小さな桜並木をずーっと歩いて行

き、駅そばの大工センターで、リュックを物色したり、そばのスーパーに初めて入

って商品チェックしたりしてから家に戻った。

テレビをつけると、前日に起きた御嶽山の噴火での未救出の30人以上の遭難者が心

肺停止になってることをくり返し告げていた。


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