3/10の日記          文は田島薫



家でごろごろの休日


先週大旅行したんで今週は家でのんびり、といったいつもの定番の方針で過ごした。

とはいっても、休日は家人と手分けしてやる家事などもありけっこう忙しい。

土曜はいつもより遅めに起きたものの、午前中は体操や片足つま先立ちロングブレス

併用の長い歯磨きしてから家の掃除した後、ベランダで具沢山オムレツ千切りキャベ

ツ、バターとアンズジャムとあんこつきトーストと紅茶のランチ。

また歯磨き後、家人が後片付けしてる間に庭に出て、先日の大雪で折れた山桃の上の

方に2ケ所ある折れ口まで、はしごかけて登ってのこぎりできれいに切り直してから、

保護剤を塗ってやって、しばらくすると、家人と自転車で駅近くのマーケットまで食

料の買い出しし、帰るとその場運動して風呂入り、事務所でココ通のバックナンバー

の整理などしてるともうビールと夕食の時間。きょうの魚はいつもの安いシャケやサ

ンマやアジじゃなくて、安売りしてたタイ。小さい切り身2つとかぶとがパックでい

つもの予算の倍までいかない値段。切り身は塩焼きにし、かぶとは米といっしょに炊

き鯛飯にしたけど、いつもの具沢山味噌汁や納豆といっしょに食うからか、タイだか

らどうだ、ってこともなくて、味はアジと同じ感じ。食いながらナデシコジャパンの

ゲームも観戦。ショーチュ−飲んだりしてぼやぼやしてるうちにうとうとしてきて、

その日はお開き。

翌日曜も遅く起きてから、やっぱりオムレツ入り具沢山あったかそばの昼飯食ってか

ら、たまった新聞読んだり東日本震災特集のテレビ観たり本読んだり昼寝したりして

るうちに家人が私のジーンズのつぎあてやってくれていた。私のジーンズはどういう

わけか右膝ばかりに穴があいてそういうのが10本ぐらいあって、捨てて新しいの買っ

たら、って家人にも勧められたんだけど、40年前にニールヤングのアフター・ザ・ゴ

ールドラッシュのアルバムカバー写真見た時から、パッチワーク付ジーンズがかっく

いー、ってことになったもんで、いつかそうしようと思って大穴あいたのも捨ててな

かったのだ。で、なんだか最近もそれなりにボロいのが流行ってるようだし、家人も

そういうのやってくれそうな雰囲気んなった昨今頼んだ、ってわけなのだ。

しかし、そういうのがかっくい〜、って見えるのは多分若い連中の場合で、年寄りが

それやると、本物の貧乏人に見えるだけかも知れないんだけど、そこんとこはあんま

り考えないようにして、本物のどこがわるいっ、って開き直ることに。


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