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2013年9月30日(月)  連載・やっぱり秋は芸術(4)

湘南の平塚に行った。土曜日にJリーグ湘南×浦和戦を平塚総合公園の中にあるBMWス

タジアムで見てきた。

4時からの試合だが、11時11分赤羽から平塚行きの快速に乗り12時半頃着いた。東海道の

宿場町だった平塚には始めて行く、せっかくなので試合観戦の前に町を少しぶらつこうと

思った。

平塚駅の北側200mぐらいの所に、幅の広い今の東海道が走っている。駅と現東海道の中

間辺りに元々の旧東海道がある。旧道沿いを少し歩いてみた、格子戸の店は無かったが昔

っぽい店名の店舗がたくさんあった。

知らない町に行くと、よく美術館やギャラリーに行く。平塚市美術館はスタジアムに行く

途中にあり、入場料200円を払って入ると地元出身作家の企画展をやっていた。名前は知

らないが現代アートの作家さんで、少し難解だがなかなか面白い作品を見ることができ良

かった。

旧道の大きな宿場町の近くには由緒ある大きな神社がある場合が多い、平塚には平塚八幡

宮があった。1300年ぐらい前に大地震の被害があり、時の天皇が地元民を励ますために創

建したらしい。さっそく神社に100円を投じて、浦和レッズの勝利を頼んだ。しかし地元

ホームのベルマーレサポの祈願も多かったはずだから、平塚八幡宮様は困ったろう。そこ

で神様は、どちらのサポーターもあまり悲しまない試合結果を下さった。湘南×浦和は2-

2のドロー。




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