9/17の日記          文は田島薫



嵐の連休


土曜の午後は、翌週の長野行きのバスと友人の会社のレンタルサーバーなどの払い

込みをしにコンビニに行き、帰るとバス会社からのメールできたファイルからチケ

ットをプリント。その後、自転車で体調を回復した家人用ダメオシ漢方薬を受け取

りに浦和駅そばの薬局へ行ってからその場運動して風呂に入り、出たらビール。

延長したのにまだ読了してない村上春樹の「1Q84上巻」が、もう明日が返す日、っ

てことで、台風が迫ってて大雨の夜の半分を読書にあて、翌日残りを読んだ。

その日曜日は朝からも大雨でこりゃ、図書館行きは延期か〜?って思ってたら、午

後、雨が上がり陽まで差して来たんで、やっと読了の村上本他持って、家人と自転

車で図書館行き、「1Q84下巻」探したら、ない、もんで、マイルス・デヴィスの辞

書みたいに厚い、マイルス好きな評論家が大勢で妙に学問っぽく小難しいことを競

い合うように書いてて、開くと眠気を催す、不眠症には絶好な本を借りて来た。

夕方はテレキャスターをちっちゃいアンプにつなぎギターの練習したり本開いたり、

ビ−ル飲んで飯食ってるうちに、外はだんだん雨が降ったり風が吹いたり、ショ−

チュ−飲みながら、録画しておいた映画「ラベンダーの庭」とかなんとか、って、

ジュディ・ディンチが独身の老婦人で、海岸に流れついた若者にほのかな恋愛感情

持っちゃって嫉妬したり泣いたり、ってのを家人といっしょに観た。これは年とは

無関係に当然だれにも起こりうる感情だろう、って彼女に同情した。

休日の月曜は、午前中、やっぱり台風で雨。

新聞読んだり、テレビで、台風被害のニュース観たり、夕方までジミ・ヘンドリク

スかけながらちびアンプに通し音を絞ったテレキャスターを弾いた。

夕方、すっかり雨が上がり陽も出てたベランダの外は空全体がほのかな夕焼け色に

なって、家人が、きれいだよ〜、ってわざわざ私を呼ぶもんで、私もベランダに出

て空見回してから、ほんとだな〜、って言った。

で、空見た後は、ビールビール。




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