サニーイズム          文とイラストはさぬがゆたか


ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だより。
地元を知り尽くしたサニー、無料特上席も知ってます。



2013年8月3日 土曜


ひどい暑さと気まぐれ豪雨の合間を縫って地元花火大会の日。

恒例の隅田川大会は嵐のような豪雨で中止になったりしたもの

だから、ほぼそちらの地元向島に住む友人K君にお悔やみの電話を

入れたら「いやはやスカイツリーやらなんやらで騒がしいったら

ありゃしないよ・・ いいなあーあんたは田舎で・・」と返すので

なんとなくムッ!となったりもした。

そんなわけで、今日の花火はしっかり上げて欲しいのだ。

両腕一杯で抱えこむような大きさの三尺玉を三発も奮発する

からなのか前評判も上々で、噂では35万人もの観客動員を

予定してるらしい。売り出された一般観客席は4人一升で一万円

だがすでに6月で完売とのこと。そんなことより今の自分には

4人も集める人徳がないしね。


浴衣姿のうなじ美女にも遭いたいわ、ホロ酔いで屋台も冷やかし

たいけれど、それにも人徳がないので、いつもの向こう河岸で眺める

ことにした。知る人ぞ知る隠れたあんがいいい場所なのだ。

せっかくだからビデオでも撮影しながら、ゆっくり座ってそんな

自分に惚れてみようと思った。

んでも、時間が迫ってくると、同じようなオッサンが三脚抱えて

けっこう集まってくるのねやっぱ。

ここからの花火は、騒がしい音楽もアナウンスも届かず

聞こえるのはドス?ンパリパリ・・・・ドーンだけ。

それがいいんだな。




「一人ボッチ席」最前列確保





ビデオキャプチャ画 開花後ゆっくり沈む三尺玉のでかさ!





湖面の花火が観れるのもここ。


戻る