6/17の日記          文は田島薫



家事と大いなる西部

先週は隔週の月曜にある歌人とのココ通更新宴会、木曜には妹と姪が1泊で来て家族

宴会、間にサッカーの日本・イラク戦があったりで、またたく間に過ぎた。

土日は、これといったこともなく、家人と掃除やったり自転車や歩きで食料などの買

い物行ったり運動やったり風呂入ったりしてるうちに終った。

土曜は電源入れないテレキャスターを弾き続け、日曜には、ストラトキャスターをケ

ースから出しアンプにセットしてから弾き続けた。

午後、ギターの音にも飽きたんで、家人とお茶を飲みながら、録画してあった昔の西

部劇映画「大いなる西部」を観ることにした。

私は子供のころ西部劇が大好きで、大量のそれを観てるわりに、「大いなる西部」は、

大分大きくなってから初めてテレビで観た時、あんまりおもしろくない作品だなあ、

って感じた記憶がある。そのころはまだ「ヴェラクルス」や「荒野の七人」のような、

かっこいいガンマンの撃ち合いみたいのが盛り沢山なのが大好きだった余韻があり、

ちょっとそういうのと違ってたせいもあるんだろう。それに、作品を観てないうちに

「大いなる西部」の勇壮なテーマミュージックは、ラジオなどでよくかかり、大好き

で、そのサウンドトラックレコードがずっと欲しくて探し続け、当時は商品表示規制

はなかったのか、どこがサウンドトラックなんだ、ってあきらかなインチキレコード

を何枚も買わされもしたあこがれのタイトルだったせいもあった。

ところが今度観てみると、思ってたよりB級じゃない、よく作られた作品だと感じた。

昔より、登場人物たちに自分の年が近づいたせいか、共感や反感も含め感情移入でき

た気がした。それに、二カ国語放送の原語と字幕で観たんだけど、バックミュージッ

クがない場面で、音楽マークが表示されるとこ見ると、日本語吹き替え版は勝手にオ

リジナルにはない音楽つけちゃってるようだ。多分それで観たこともB級感を増幅し

た原因のようだ。

外国映画の日本語タイトルなんかも、原語のままのがいんじゃね〜の、ってのをよく

見かけるし、日本語版ってもんは観る時によく注意したいもんだ。




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