5/7の日記          文は田島薫



家の近所でゴールデンウィーク

ゴールデンウィーク後半は4連休、うれしーね〜、って、ふだんだって、事務所に行

くものの、受注仕事がごくたまにある以外は自分で創作に関する思考や練習や勉強と

いったことを自分の仕事と決めてるだけだから、何をやってもいいわけでほとんど遊

びと同じことしてるんだけど、どっかで、自分の仕事としての表現力に直結するよう

なものでなければいけない、ってような使命感を感じてて、例えば、ユーチューブで

ロックを聴いてても、音や歌詞を分析したりそのイメージの出所を調べたり、ってこ

とを思わずやったり、手放しで楽しむことを無意識に規制してるようなのだ。

だから、休み、ってことになると、傍目には同じに見えても、気持ちはよりリラック

ス、もう何も考えずにテレビ見たり思いきりエレキギターかきならしてもいいんだ、

ってわけで、それはきっちりこよみ通りに休むことで生活にメリハリがつく(ついて

ないか)、ってわけなのだ。

そういうわけで、4連休は新聞と本読んで、テレビ見て、ギターを弾いた。…ってこ

とだといつもと全く変わらないんで、できるだけ外でっか?ってことにして、いつも

より家人と外出る回数をふやした。

気持ちよく晴れた土曜のブランチはディレクターチェア出してベランダで食べたし、

駅前のスーパーと向こう側のマーケットにふたりで自転車で食料の買い出しに行った

し、帰って来たら今度はすぐに歩きで近所のスーパーへビールやショーチューや牛乳

やトーフを買いに行った。

そのスーパーの帰り、稲荷神社横の坂を上って来たらしい、友人のはるさんと長さん

の妹が押す彼らの高齢のおふくろさんの車椅子に遇った。時々そうやって散歩してる

らしいのに遇ったのは2回めで、前回は家の前でわが家を見物してるとこに気がつい

たのだったけど、おふくろさんしっかりしてて、いずれの時も息子が来るから遊びに

来いなどと言ってくれた。

土日とエレキをセットしてジミヘンとセッションし、運動や風呂とビールを飲んだ。

月曜はランチの後、家人が、日曜大工センター行かないの?って珍しいこと言うんで、

久しぶりだから行ってもいいか、って思いながら、何か買わなくちゃいけないもんあ

ったっけかな?、って聞くと、ベランダのブランチの時、暑くなったらパラソル立て

っか、って私が言ったことを気にいってたらしいことがわかった。

で、出かけると、パラソルはあったものの、あたまにディズニ−風の飾りがついてた

りデザインがわれわれには気に入らなかったもんでパス、よしずのが風情あっていん

じゃないか、って言ったり、しかしどう屋根にするか問題だ、ってことで、何も買わ

ずに帰り、途中、駅前のスーパーに寄り、安売りのするめいかを半ダースほど買い、

晩飯は大人気イカカレー。うたた寝した後、夜中にボリューム絞って、家庭内バンド

セッションして連休のエンディングにした。




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