サニーイズム          文とイラストはさぬがゆたか


「世俗的」イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だより。
利益のことばっかり考えてる現代人はみんなしらずに脳が毒されてるのかも。



2013年11月10日 雨の日曜


もう、朝起きても洗面器にズバッと手を突っ込んで 顔を洗うには

一瞬息を止めたくなるような、そんな 冷たさで、それを思うとこの

まま 過ごせないだろうかと温い布団の中。

ホテルもレストランも百貨店も商品の表示やメニューに誤りがあったそうで

なんでか一斉に謝りの会見が続くのが可笑しい。

何でも並んでいれば安心な国民性なのだろう、みんなと謝ればどうにかなるん

じゃないかと背広姿が笑う。 会見終了後数十分もたてば、苦笑いしながら

またいつもの守銭奴顔に戻ってるに違いない。

もしも、毎日膝に乗せてる自分の孫に、泥の付着している菓子をごまかしてでも

食べさせているんだろうか?

人んちの孫や子供なら何も気にならないって思う大人、背広の大人の意味を思う。

一円でもごまかし、ばれてもまだ言葉で逃げる商売ってのは悲しいですよ。

今日の絵は一円にもなりませんが「新種 アベノタケ」を描いてみました。

派手な色合い、食するとただちに腹痛で社会を逃げます。即危機を迎えるとは

限りませんが、知らぬ間に繁殖するので今後検証が欠かせません。



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