8/20のしゅちょう             文は田島薫

(活動家の失敗について)

不人気を挽回して次回の選挙(?)に繋げようと目論んだ任期切れまじかの韓国大

統領が、日韓が領有を主張してる島根沖の竹島にわざわざ上陸パフォーマンスしたり、

沖縄沖の尖閣列島に中国人が強行上陸パフォーマンスしたのは、逆に考えれば、日本

の領有権主張の説得力の方を無意識に認めてて、漁場や海底資源欲しさの必死の反発

や抵抗、ってふうに取ることもできるのだ。

韓国や中国の脳ある政治家なら、それの優位が日本にあることをちゃんとわかってて、

無知な国民やらを扇動して、へ理屈でもいいから人気取りや、実際の領有権、支配権

を手に入れられたらもうけもん、って考えてるんだろう。

わが国の立場としては、その領有権の根拠を国際法などを示して、冷静にアピールし

て行けばいいだけのことで、政治家が感情的になって、けしからん、とか、問題にな

らん、とかいってノーコメントするんでなく、在留大使を一時帰国させたり、外相の

予定してた訪韓を中止したりせず、普段通りに実施し、それが韓国や中国や世界のメ

ディアにアピールするいい機会だととらえて、日本の領有権の根拠をきちんと説明す

るのがいいはずなのだ。

活動家たちだって、ものがわかる連中ならそれで納得するはずだし、元々有能な活動

家ならそれなしでもわかっていて無茶な上陸パフォーマンスなどは自分ではやらない

はずで、どの国でもそういった感情で動く国民の傾向は、政治的にあやつられている

ことが多く、それがエスカレートすると、今度はその根拠や是非なども吹き飛んで、

ただ大衆のわけのわからない感情論の渦で今度は政治まで動かされてしまうのだ。

先日は尖閣列島に今度は日本の活動家が強行上陸して日の丸をかかげたんだけど、元

々わが国の島で合法支配してるとこにそれをしたら、逆効果だろうに、そんなふうに

大衆を扇動する活動家もややもすると、頭より先に体が動いてしまう傾向の人間が多

くいて、いい加減な思い込みで突っ走ってしまうもんだから、それを牽制する意味で

も、そして、志を持った冷静な人間はどの国にもいるのだから、そういう連係を大事

にしつつ政治家は慌てず騒がず、冷静にだれにでもわかるようにはっきりと世界に根

拠をアピールして行くのがいいのだ。


※5年任期後の韓国大統領の再任は憲法で禁止になってるそうです。




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