クボユーシロのページ
2012年7月10日(火) 連載・散歩でも行くかな(11)
昨日新宿で『ユナイテッド−ミュンヘンの悲劇−』という映画を見た。
1958年に英国の強豪サッカークラブ『マンチェスター・ユナイテッド』の選手を乗せた飛
行機が国際試合の帰りに給油で立ち寄ったドイツ・ミュンヘンの空港で離陸に失敗、クラ
ブは多くの選手を失った。『マンU』はその事件でクラブの存続も危ぶまれたが、スタッ
フの活躍と悲しみをエネルギーに以後数々のタイトルを取った、というドキュメンタリー
タッチの映画だった。
この事件が発端かは知らないが、欧州ではサッカーのクラブチームや国の代表チームが飛
行機で移動する時にチームを二つに分けて別々の便に乗せると聞いた事がある。
新宿で映画を見てから久しぶりに阿佐ヶ谷に寄った。現在、奄美大島や沖縄の島々には都
会から来たテキスタイル作家やアーティストたちがたくさん移住し、制作活動をしている。
彼らの作品展が阿佐ヶ谷の喫茶店で行われていたので見てきた。
その帰りに阿佐ヶ谷に寄った。阿佐ヶ谷は夜の飲み屋街しか知らなかったので、長いケヤ
キ並木道があるのを知らなかった。JR阿佐ヶ谷駅のそばを南北に走る『ケヤキの大木の
並木道』は壮観だった。昔、この街の北口側近くの路地裏に『米久』という関西風の美味
しいおでんの屋台があり、田島氏等とイヤというほど通った。屋台のあった場所を探した
が、すでに路地裏までびっしりとビルやマンションが建設され目印にしていた家も無くな
り、おでん屋台『米久』のあった場所は分からなかった。