サニーイズム          文はさぬがゆたか


ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だより。
サニーはピカッと光る掘り出し物見つけたようです。



2012年11月25日 日曜 晴れ

天気がいいので近くの山に紅葉でも観に行こうかなと

思っていたけどあいにくの下請け稼業、世間の三連休も

関係なしに原稿を描いた。たいした稼ぎにならなくても

人から頼まれ、確かな形になれるだけでも幸せっつうのを

しみじみ感じるこの頃。頼むんなら今ですよ。

午後になって気分晴らし半分いつものブックオフに出向き

あてもなく物色。本をぐるりと廻り CDからDVDへと移動

するのがいつもで、もしも縁があればピクッ!とセンサーが

作動するわけで、あんがいそれが自分にとって丁度いい。

「ちっ!今週もあまり変動してないな?」と思いつつもう

一度戻ったら、なんとピカリ!と光る映画DVD一枚がこれ

1973年米制作の「Paper Moon」

うんと昔に観たまま、その後は満足に観ることなく数十年

中古のビデオをダビングしてたりでトホホ、ならばアマゾン

かと思っていた頃だったのでなんともラッキー。

ティータム・オニールとライアン・オニール演じる聖書売り

のロード・ムービーで、なんともペテン具合がいい。

奪われそうになったお札を帽子の編み込みの中に隠すさまは

かつてボクもボッタクリにあいそうになる店では、トイレで

靴下の中にカードとお札は隠せ!っと教えられたのを思い

出す懐かしさ。 やっぱ映画ってええな。


客の入りばかりを気にする昨今の映画に、観たときそのときの

絵が浮かばないのは、元々作り手側本人に絵がないんだろうと

思うモノが多いからか残念。たくさんの人手がもったいないです。





■ 写真は映画紹介ページからお借りしました。


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