2012年1月30日(月) 新連載・春はまだか(1)
寒い!寒過ぎる!昨年からの寒波が一日も休まずがんばっている。
家に引きこもっていると体に悪いと思い、たまに電車に乗って東京に行ってみる。
先日も映画でも見ようと思い、東川口の武蔵野線のホームに立っていたら、珍しく大宮行
きの電車が来た。武蔵浦和駅の先に大宮に行く線路があるようだ。たまーに遭遇する電車、
今度時間を調べて乗ってみようと思う。
24日に初めて、積もるくらいの雪が降った。武蔵野線は40年ぐらい前に、東京の府中と松
戸(後で船橋まで延びた)の間にオープンした。関東平野のど真ん中を切り裂くような路線
で、沿線は田んぼや畑ばっかりだった。今は住宅や工場や倉庫がたくさん建ち並び、なお
も増殖し続けている。武蔵野を象徴する美しい雑木林や竹林も周辺にたくさんあったが、
少なくなった。そのうち絶滅するだろう。
東川口駅と東浦和駅の間に、唯一残された草原がある。元々湿地だった所だが、野鳥の宝
庫として行政が開発をストップさせているエリアで、車窓の風景がきれいな所だ。特に梅
雨の緑豊かな時と冬の雪景色、雪原はまるでシベリアのよう(ちょっとオーバーか)。
きょう、この寒さの中もっと寒い札幌に行ってくる。施設にいる母のご機嫌伺いに。 |