●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞いてみよう!

たえちゃん、コミュニケーション講座のひとつを卒業したようだす。



意見の相違、そして放棄

年の暮れに、教えを乞うていた先生に怒られ、その後。

私がその後も普通にしていたら「反省が無い」「話も無い」「傷つけた」「悲しすぎる」

と一方的に言われ、ドン引き(苦笑)

要するに私が、その組織のイベント運営の在り方、コンセプトの打ち出し方、先生が行う

講座の改善点などを指摘したことがお気に障ったのだ。強く言われたのは「ここに参加す

る人は、このコミュニティが大好きな人しかいないんです!!」だった。


めんどくさいし、なんかもういいやと思って、距離を置くことにした。

お金をもらっているわけではないし、仕事でもない。

趣味でやっていることを止めるだけだ。


話し合いもしたのだけれど、さすがに先生。持論をまくし立て、私は聞いているという相

槌外生活もある先生は、やはり自己主張をハッキリし、自分の立場を譲らなかった。

共通の友人にも事の顛末を話したが「いいんじゃない、距離をおいても。」という意見が

多かった。「仕事じゃないんだから。」ということだった。


私が学んでいたのは、コミュニケーションにかかわることだったのだけど、その先生自体

とコミュニケーションが取れないことは、とても不思議だった。人それぞれの考え方の違

いを認めたうえで、どうするか、ということを教えてもらっていたはずだったのだが。

今まで数々の人がその先生のもとを離れて行ったのだけれど、そういうことだったのかぁ、

とよーく分かった(笑)

また、決定的だったのは、金銭面においての考え方の違いだった。こういうことは、やは

り話し合って、立場を理解したとしても、妥協点を見つけるのが最も難しいことのひとつ

である。

(しかしお互いに妥協点を見出そうとすれば、すぐに解決するものである)


この一連の出来事で、私が思ったのは「それが欠けている人は、気が付くまで繰り返し、

延々と学びつづける。」ということだった。


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