1/11の日記          文は田島薫

あっという間の3週間

クリスマス前に茨城へ行って親父の歩きの練習の手伝いなどして年越しし、少しづつ、自

分ひとりでも歩けるぐらいになってきたんで、七草の日ぐらいにはさいたまに帰っか、っ

て思ってたんだけど、ついでだから、次のホームページ更新の前のぎりぎりまでいること

にして、9日に宅配で段ボール1個とガットギターを送り、10日の昼前に両親のとこをタク

シーで(バスはないし、車も持ってないもんで)出て駅へ向かった。

家人と私の分も増え、食べるものも微妙に違うこともあり、ふたりで炊事をやったり洗濯

をやったりのおふくろの手伝いの他、「親父の」をやって、忙しいような、それほどのこ

とでもないような、単調で規則的な生活がそれなりに楽ちんで、夜は、さいたまにいる時

と同じ食生活だし、きちんとビールも飲み、なんだか時間が過ぎるのが早かった。

宅配を送る時にはきちんとチェックし、持ってった鬼おろし器もゴマすり器も忘れなかっ

たのに、両親とこ出て駅に着いたら、腕時計を忘れて来たことに気づいた。いつも必ずな

にかは忘れるくせがあるんで、やっぱりな、って思ったわけだけど。その時計は1000円ぐ

らいで買ったもんで、落としたりなくしたりしてもどうってことないもんなのだったけど、

もうかれこれ、10年近くも使ってるから、私はエライ。

つくばエキスプレスの乗り換え駅の各店の集合したレストランで昼食のそばを食い、2時

過ぎにさいたまの家へ着いたんだけど、ひと休みして、荷物の整理やら、来てた年賀状の

整理、初めて来た人への返事書きしてから、食料の買い出しに行き、ビールはしっかり忘

れずに買ったのにたまごは買い忘れて帰って来た。またひと休みしてるうちに送っておい

た宅配が届いて、だらだらとそれらの整理。

晩はビール飲みながらめしを食い、昔よく見てたけど、ホームページの更新に歌人が来る

ようになってから見なくなった「テレビタックル」の延長版をだらだら見てたら、例の田

母神さんが出てて、日本の核武装の必要性を訴えてるのを聞いてると、それにも一理ある

かもな〜、って一瞬思ってしまったのは、私の疲労感のせいだろう。そう言えば、テレビ

の中の同席者たちも全員疲れた顔をしてる模様。アブナイアブナイ。




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