日本映画をクサクサと語る。
興味の無かった日本映画だったが、最近少し観るようになってきて「面白いな」という作品
もあったので、ちょっと興味のあるものはレンタルDVDなども観ている。
だがしかし、こないだレンタルで観たのは、私が個人的に感じる、日本映画の「理解のしに
くさ」を久しぶりにプンプンと感じてしまい、ちょっと残念な気持ちになってしまった。こ
ういう「くしゃくしゃした気分」の作品があるので、日本映画を「わざわざお金を出して」
「観る」というのが、もともと私は嫌いだったのだ、と思い出した。映画のタイトルは、言
わない。
映画のことはまったく詳しくないので勝手に言うのだけれど、フランス映画が持っているよ
うな「理解のしにくさ」が日本映画にも通じていると、勝手に思っている。「理解のしにく
さ」は、私自身が幼稚な価値観なので、理解できないのだと思うが。
比較して、どちらかというとハリウッド映画は、やりすぎの面も否めないが、「勧善懲悪」
なので、観ていてスカッとするのかもしれない。「銭形平次」や「水戸黄門」に通じるもの
があるのだ。社会への問題提起、とかいうより、どちらかというと「娯楽」。お金を出して
買う「娯楽の時間」。
個人的には、お金と時間をかけるなら、不完全燃焼でクシャクシャする映画を観るより、す
っきりスカッと、楽しい映画を観たい。
このたび私が観たその日本映画は、日本映画独特の良さが存分にあった。キャストも良かっ
た。セリフのちょっとした言い回しが、素晴らしい役者さんから良い「間」に発せられるの
で、ものすっごく面白かったのだ。こういうのは、日本映画の何とも言えない「イカしてる
!」という感覚だ。若い世代の移り気な恋愛なども描かれていて、けっこう面白かったのだ。
最初から中盤までは。
しかし役柄とはいえ、バカな女と生意気な子供が最後の最後に、イヤな気分3割増幅のまま
で映画を終わらせてくれたもんだから、私の「日本映画嫌い」を思い出したのだ。
・・・そうなのだ、日本映画ではそういうことが、ままあるのだった、という感覚。
ある種のシュール感や閉塞感があるもんで、希望とか期待とかよりも、何か後味が悪いもの
も多いかもな、と勝手に考えている。 |