サニーイズム             文はさぬがゆたか


ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だより。
サニーは、芋焼酎を極める事を楽しみに決めたようです。



「ほぼ芋日記」

本州を総舐めにした台風15号が去って、やっとちゃんとしたコオロギの

声が響き出し安堵。

ビールに発泡酒、第三のビールにホッピー。炭酸で何を割ろうが冷えもの

ばかりだったここんところに、久しぶりにお湯で割った芋焼酎は鼻先に

心地よい匂いが漂って、季節の変わり目を実感するんであります。

なんでも飲んでみなきゃ判らないからと、お求めやすい金額から始めた

芋ツアーの途中、それなりのものはそれなりで列をなしているもんだと

思う。若干の違いはもちろんあるんだろうけど、やっぱり若干なのは

どの世界でも似ていて、三万円台の32型の標準液晶TVはどの店に

行っても大差なく、エコだからといって軽自動車のカタログを見れば

どのメーカーも似てくる。ラベルの差ほどに違いを感じないないのは

自分の鈍感さからなら大いに納得だ。

突拍子もないのを探すには、それなりの用意が必要だってことですか。

ひと稼ぎがあってからまた階段を登りたいと思う芋焼酎は妖しく深い。



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