地元への経済貢献
先週の日曜の晩救急車で運ばれて死ぬとこだった親父も、翌々日には強制吸入酸素
マスクも取れ、鼻にさした簡易吸入器に代わり、さらに翌日にはそれもとれ、集中
治療室から明日にでも一般病室に移れる、って回復をみた。
かなりよくなったようだよ、って親父に言ったら、もともと悪くなんかなかったん
だ、って言って、当日の命の危機についての認識が全くないようだった。今後、口
と足のリハビリもやってもらうことになったんだけど、やはり老衰性認知症の方は
あいかわらず健在(?)のようだ。
連日の午前中、病院の無料循環バスで私だけや家人やおふくろと一緒やで通い、余
り時間はロビーのソファーで新聞や本を読んで過ごす。
ひとりで行って来たそんな先週の水曜の午後、卵やビールがなくなるので、近所の
コンビニにおふくろのママチャリで出かけた。
出る時、ポイントカードとカラ揚げくれるんだってって引き換えレシート、をおふ
くろから受け取り、きょうは卵安いから3パックぐらい買ってきて、って。
店行くと卵105円お1人様2パックまで、って、目の悪いおふくろ、これを毎回
無視してるようだ、私はさすがに2パックだけかごに入れ、バナナやビールといっ
しょに、レジに出しながら、カラ揚げレシートを出して、カラ揚げもらえる、って
ことで、って言ったらら、あ、はい、って「カレー揚げせんべ」の袋をくれた。
かごいっぱいにお買得品積んで農道を走ってると、後ろの車輪がゴトゴト、って妙
な振動、見るとタイヤがはずれてる、どうも出かける前にタイヤに空気を入れ過ぎ
たようだ。下りて転がしてるとすぐに、パーン、っとでかい音。
帰って、パンクして多分チューブ交換、って言い、カレー揚げ渡し、卵も、ふたつ
だけど安かった旨おふくろに報告、よかったね〜、って、そ〜か?
近所の自転車屋を聞き、私が持って行こうとすると、おふくろが、自分が行く、っ
て言う、この自転車屋もおふくろの友だちで、口実をつけて会いに行きたいようだ
った。途中まで見送り、裏道を自転車転がして行くおふくろの後ろ姿。
けっきょく商売がヒマの留守で、店の裏に置いて来た、って。翌日夕方電話があり、
やっぱりチューブがさけてた、って、今度は私が取りに行った。 |
|