7/4の日記          文は田島薫

クラプトンにはなれない

茨城の両親の体調も回復したし、町会の当番やら家人の通院日やらも迫ってたんで、月末

にさいたま市の自宅へまたしても散財タクシーで帰って来た。

当日の雨の中図書館の本を返しに行ったり食料の買い出しに行き、翌日は家人の代理で都

内の病院へ薬をもらいに行き帰って来た後、また雨の中さっき行って来たばかりの駅前ま

で銀行の入金確認に行くはめになった。


さて、土日はゆっくり、そだ、茨城の両親のとこで、楽譜を確認したクラプトンの「クロ

スロード」のリフの修正をストラトキャスターで試してみっか、ってアンプのコードをひ

っぱり出そうとしてたら、体調の不備を訴えてた家人から、エレキギター弾くの?お願い

だからやめて、って要望があり、断念。明日の運動前にしようとしていた庭の草刈りに急

きょ変更した。約ひと月家空けてる間に雑草が大伸びしてて、玄関行くのに草をかき分け

る感じなのを、すっきりさせたら、身体は汗だく。シャワー浴びてから、よく冷えたビー

ルを続けてふた缶飲んだらそのんまいこと。


よく日曜も気を使ってエレキは出さず、フォークギターのチューニングを半音ゆるめ、ク

ロスロードの修正を弾いたんだけど、やっぱりエレキにくらべると弦が固くて、リフやっ

てもニュアンスが今ひとつ、後半の高音部をやろうとするとフレットが足りない。

クラプトンのクリームバージョン「クロスロード」はクラプトンギターの良さが盛り沢山

彼自身も当時一番力を入れたプレイで、当時のギターキッズはたいていこれをコピーしよ

うとしていて、かなりのレベルで再現してる人々が多くいるのと同時にコピーしきれない

でいるもっと多くの人々がいて、私は後者だ。

実に30年以上にわたって私も弾いていたこの曲のリフ、タータカタータ、どうしてもクラ

プトンと同じ感じが出ないな〜、ってこれはきっと、アンプやエフェクターの違いのため

だろう、って思ってたんだけど、30何年目にやっと初歩的な間違いに気づいた。

音が1コ多かったのだ(オイオイ、これがシロートだ)。このリフには、チョーキング、

プリングオン、プリングオフ、ってフレット側の指で弦を引っ張ったり引っ掻いたりする

テクニックを続けて使ってるため、耳で聴いた時に勘違いしてピッキングの方で1音追加

したくなっちゃったようなのだ。ま、どうでもいいようなことだけど。




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