サニーイズム             文はさぬがゆたか


ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だより。
サニーなでしこにむねなでおろしてます。



2011年7月18日 海の日(祝日)

海の日だけど、これからはなでしこの日と改名しても いいんじゃないかと

思うくらい、人のがんばりで涙した 日になった。だから朝日ん中、庭先で

プシュッとビールを開け 一人乾杯し、腫れぼったい眼ながらすこぶる快調。


テニスのウィンブルドンではクルム伊達さんが驚異の復活ぶりを魅せて

くれたかと思ったのに、全米も全英もゴルフ男子は不完全燃焼で、深夜

まで放送を見続けるにゃ酷になっていたっちゅうのに、今朝ったらピッタリ

庭鶏よりも早くに 眼が覚めた。

正直スウェーデン戦が準決勝だったら、アメリカ戦とは数段も 上はるか

上の怖いスタートになった。いったい何点入れられ ちゃうんだろう?と

負け覚悟の前半に、もう寝ちゃおうかとさえ思った。

年少組と年長組の差じゃないよありゃ、マッチョ・アマゾネス軍団のスピードと

カットの鋭さに、澤さまもほぼ困り果てているかのようだった。やっとこキープを

したかと思えばカットされるし、ただ点に繋がらないだけが有難かった。

それにしても、1点を先行されて「勝つにゃ2点入れなきゃ・・」 と思えば思うほど

負けが濃厚で、こんなオレって人間はホントマイナスな野朗だと自虐しつつも

応援してるわけで。

延長の末、まさかまさかでPKまでいくとは思わなかったけど、PK前の円陣の

あんなに楽しそうな笑顔でPKを迎えられるチームに仕上げた佐々木監督は

ホントただもんじゃないと思った。

疲れきってるんだろうに、それでも緩んだいい筋肉に仕立てた監督の力は

大きいと思ったよ。

だから、もう勝っても負けてもいいやと思ったのに延長の末3PK1で勝つとは。

勝たなきゃいけない側アメリカの足首はやっぱ堅く、ボールを吹かしちゃうんだね。

時を同じくしてコパアメリカ選手権でも、ブラジルはパラグアイ相手に準々決勝で

PKになり連続××××でボールを吹かし敗退決定中だった。

信じられないことが起きるのを見せてくれたことにただ感動でした。

見落とした人は〜 残念〜!


ちょい憂鬱なのは、これから始まるだろう民放フジテレビの「どうだい!わが社

の放送功績でどや顔!」の放送の露出が多くなるんだろな・・・・と。 はは。


戻る