サニーイズム             文はさぬがゆたか


ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だより。
今回のサニーは、珍しいスピーカーを披露してくれてます。



「 新型スピーカーの話〜 」

おっとこどっこい、忘れていたけどバンド「夏こい大平サマフェス」で

審査員特別賞で頂いた景品の新型っていうか新案のスピーカーの

話であります。

パッケージを開いたら線の梱包となんやら妖しい鉄の塊りひとつ・・・

今までにない未来型志向だそうで、スピーカー本体の箱がなくて

鉄の塊りがすべての音源を振動に変え伝えるんだそうだ。

んだから、本体そのものはなんら迫力がなくただズシリと重たい文鎮

みたいだけど、そのへんのテーブルの上に置けば一気に音が増幅され

あっちこっちと動かしながら「ここじゃどうよ?」とか「こっちは

どんなんよ?」とせわしくいっときを楽しめるんだけど、はたして

どこが最良なんだろかと疑う。もしもよ購入してまで聴きたいかと

言えばクエシチョ〜ンっしょ。見た事も聴いたこともない人が

集まる場にゃ話題になるけれど万札はまだきついよなア〜。

骨伝導の方式に近いものがあるんだろうけど、ちなみにふくよかな

太鼓腹やオッパイみたいな肉もんはダメみたいっす。(試したんか〜い)

ま、審査員賞なのでがんばって木箱やらダンボール箱やら洗面器やら

試してみた。ふと思いついた重量たっぷりの金属鍋の背中に押し当て

たら、これが予想外の音になった。

これはあんがい面白いかも知れないので、明日にでも大きなドラム缶に

押し当ててみようと思う。

それと、長期滞在のホテルとかコンドミニアムとかでくつろぐにゃ

ヘッドフォンより絶対いいと思うし。ま、行けないけれどね・・・

ちょいと触ってみただけで、気難しいからと敬遠しがちな年齢になって

みると、それだけじゃない含まれる何かも失いがち。はたと反省を

させられた新型スピーカーでありました話。



■ 写真1 NIMZYという製品、ネットで検索したら埼玉の海連って
  いうところの製品らしい。本体そのものがコンパクトなのに、
  接続用の電源コード一式がワシャワシャしちゃうのが残念!
  右は高性能コオロギの虫の声まで密かに録れてしまう機器。



■ 写真2 今回この鍋に押し当ててみた。でかい箪笥とか
  車のボンネットとかもありかと思うので随時押し当てて
  いく予定。


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