義父の入院と嫁。
義父が少しの間だけ入院した。もうすぐ退院なので、そんなに深刻な状況ではない。
こんなに気の強く、実際は役に立たない嫁だが、夫と共にお見舞いに行った。ちなみに夫は
毎日仕事帰りに、日課のようにお見舞いに寄っている。ものすごく出来た息子である。
私の亡き父が入院していた頃も、仕事帰りに毎日お見舞いに寄ってくれていた。私はその頃
の狂ったように忙しい仕事に託けて、1週間に1回お見舞いに行ったか行かなかったかくら
いのバカ娘である。
私の母はそのことをよく覚えていて「よく出来た、固い人だね。」と夫を褒めている。私も
素直に賛成である。
義父は5人兄妹である。したがって、兄妹がお見舞いに来る。義理の甥や姪家族も来る。だ
から、人の出入りがとても激しい様子だ。
日曜日の午前中、夫に義妹から電話がかかってきて「名古屋にいる義父の妹がお見舞いに来
ているから、病院に来てね。」と連絡があり、病院に一番近い私たちは、いそいそと出掛け
た。その日は偶然にも、義妹の嫁ぎ先のご両親もお見舞いに託けて、溺愛している孫に会い
に、宮城県から来ていた。
病室のドアを開けたら、見たことのある太っちょのおばちゃんがいた。我々の結婚式にはる
ばる名古屋からいらしてくれたのだが、それ以来、お会いしたことが無い。夫は名古屋に行
った時に、おばさんの家に寄ったりしているので、「あら、久しぶり!」という感じだった。
よくよく話を聞いていると、どうやら29人乗りのマイクロバスを借りて、家族総出、11
人で山形に来たらしい。「どえぇぇぇ!?」思った。
宮城のご両親とお昼ご飯を食べに行って、病室に戻ったら、何だか人が増えている。おばち
ゃんの家族がほぼ勢ぞろいしていた。おばちゃんの息子と娘が3人。その嫁さんや旦那さん、
そして孫3人くらいだっただろうか。夫の従弟妹たちとは初対面なのだが、ぜんぜん紹介し
てもらえずに挨拶をするだけで、誰が誰だか分からなかった。ただ、子供も含め、おデブが
多いな、ということだけは分かった。夫ですら「あの太った人は、従妹じゃなくて、嫁さん
かもしれない。」などと言い出す始末だ。しかし、そんなことはもう、どうだっていい。嫁
大失格でも構わない。私たち夫婦だけは、スリムな体系を保とうと、固く心に誓った。
家に帰ってきて母に話をしたら、母も「えぇぇぇ〜!?11人?名古屋からぁ〜?」と驚い
ていた。
ちなみに、おばちゃんの旦那さんと、長女の旦那さんが、大型長距離トラックの運転手さん
なのだそうです。 |