思いつくまま、気の向くまま 文は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいの「ぼけのたわごと」、タイトル変えました。
シャン先生、辛口ながらも、大らかに民主党を見守ってるようです。
選んではみたものの
「民主党の政策は、日本国民にもわからないのだから良く調べる必要がある」と、米高官
が語っているがそのとおりだ。
日本国民も、自民党に嫌気がさしたので民主党を選んだが、その実何をしてくれ、何がで
きるのかさっぱりわからない。野党のうちは、それぞれが言いたい事をいっていたが、政
権運営となるとそうはいかない。
小澤一郎が幹事長になったのと、社民党、国民新党との連立でゴタゴタしているのは旧態
の政治手法でわかりやすい。余談になるが、両党ともチヤホヤされるのは来年の参院選ま
でとわかっているから大変だ。これを小澤一郎がどう納めるか高みの見物で楽しみだ。
しかし、一番の心配は日本初といわれる理系宰相の出現だ。
理系の人間の思考は畑違いの人にはわかりづらい。理系の人間は、仮説を立てやってみて
結果がダメならすぐに考えを切り替える。ところが身内の合議と情でものごとを決めてき
た日本人にはこの考え方はなかなか通用しない。今回のことでいえば、すぐにマニフェス
ト違反だと騒ぎたてるだろう。
安定した民主党政権は、偏に理系鳩山、文系小澤が互いにどこまで譲歩できるかにかかっ
ている。また、国民も短絡的に判断をしないで自分たちが選んだ政権の行く末を見守るこ
とが必要だ。先の米高官はこうも言っている。
「民主主義の政権交代は時間がかかる」と。