●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

たえちゃんのシンプルで豊かな時間。



ひとりの時間

こないだは、一日中ひとりで過ごした。

一人っ子にとって、ひとりの時間はさみしいものでも、かわいそうなものでも何でもない。

ごく自然なフツーのことなのだ。

「かわいそうね〜」などと言うババアは、おせっかいで余計なお世話なのである。


休みの日だというのに、夫は朝早く国体へ向けての練習試合のため出かけた。そんで私が

起きたら、母はもう出掛けていた。

愛犬わたると私だけ、ずぅーっと家にいた。


いつも通り、休日の朝は掃除から始まる。

いつも通り掃除をして、洗濯機もまわした。そんで、天気が良かったのでお布団も干した。

それから、卵かけご飯でささっとブランチを済ませ、届け物をしにちょっとだけ家を空け

て、またすぐに帰ってきた。


テレビはつけないのだ。興味が無くてただうるさいだけの番組を放送するテレビ君には、

少し休んでいてもらう。休みの日だもの。惰性で見るテレビほど、人生の貴重な時間を無

駄にしているものはない。というのが私のポリシーだ。


それからネットを見ていたら、ハワイにいるお友達からスカイプのチャットのお誘いが来

たので、30分くらいおしゃべりした。スカイプやチャットというのはとても便利なもので、

ネット環境さえあれば、世界中どこにいてもお話が出来る。今、仕事で活用している人も

とても多い。


それからお布団を取り込んで落ち着いたら、とってもお腹が空いた。

でもその前にどうしてもお風呂に入りたくて入って、それから夕ご飯を食べる事にした。


その間に母が帰宅したが、ものの5分ほどうちにいただけで、また出掛けた。


ひとりなので、ご飯の準備もサササっと済ませて、ササっと夕ご飯を食べてしまった。わ

たるもご飯を食べたそうだったので、わたるにもご飯をやった。


それぞれのご飯を食べ終え、時計を見たら、夕方の5時半くらいだった。


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