思いつくまま、気の向くまま 文は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいの「ぼけのたわごと」、タイトル変えました。
今回のシャンさん、勢いよく予想でマスコミ批判しちゃったけど…。
江戸の仇を…
27日、麻生、鳩山の党首討論があるそうな。
「どちらもお喋りだから見応えはあるでしょう」と、ある評論家がいっていたが、聴応えではなく、
見応えであるところがなんともなさけない。
討論と名づけるからには中身のある話を期待するが、どうせ双方の言いっぱなしで終わるのだろう。
そんなことより、当日のマスコミの騒ぎ様が目に浮かぶ。
爺さまの仇打ちではあるまいし、吉田の孫と鳩山の孫がどうしたこうしたと。
そりゃ、衆院議員三代目と四代目の争いだからヤクザの跡目争いみたいで興味がつきないのはわか
りますがね。
吉田自由党と鳩山民主党の、鳩山は吉田に騙され、吉田は鳩山に足を引っ張られるという両者のい
がみあいにひっかけて面白おかしく騒ぐのも結構だがおよそ騒ぎの次元が違うし、歴史教育を受け
ない国民にとっては訳のわからないお話しで少しも面白くない。
それを、芸能ニュースばりに係累氏素性を持ち出して、日本中が上から下まで大変なときに、くだ
らないものに紙面や時間を割いて騒ぐマスコミの姿勢はいかがなものか。
最近、新聞各紙の投書やコラムをみていると「政治家がけしからん」という旧態の意見に代わって、
「政治家もけしからんが、それを選んだ国民にも責任がある」と、ようやく民主主義の根本が分か
ってきた意見がふえている。それに引きかえマスコミ、特にテレビは創立以来国民を愚弄しつづけ
てきた手法を変えようともしない。
若者のテレビ離れが著しいというが、こんなことを続けているとマスコミは社会に目覚めた国民か
ら江戸の仇をうたれるかもしれない。
27日の夕刊紙面やテレビのニュースショーが違っていたらどうしよう。
その時は「目に浮かぶ、と想像をいったまでで、断定はしていません」と政治家先生方にならって
誤魔化すとしよう。
本当に政治家用語って役に立ちますね。