思いつくまま、気の向くまま 文は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいの「ぼけのたわごと」、タイトル変えました。
シャン先生の冷静さは多分日本国民全員が学ぶべきものなのだ。
ChanceとChange
本日衆院が解散した。それ自体は予定のことであり特別驚くことではない。
いつもの解散と異なるところは、もしかしたら政権交代があるかもしれないということだ。
朝日新聞系の放送や出版物は民主党が単独過半数と囃し立てているが、そうなっては困ってし
まう。参院で協力関係にある政党と連立か同じ会派を組んで過半数を得るのがちょうどいい。
その理由は、民主党一党では国政を担う力を持っていないところにある。力を持たない者が権
力をにぎるとどうなるか。先の郵政選挙の結果をみればわかるように、アホがいくら集まって
もアホである。
民主党単独政権では、中小企業の社長が突如大企業の経営を任されるようなもので社員はたま
ったものではない。ここのところは我慢をして、友党の力を借りて真の政権党を目指すべきで
ある。そういう意味ではいいChanceが訪れたといえる。
長年自民党税制調査会に君臨した津島議員が「日本の政治を新しい人たちが開いていく必要性
を感じた。まあ、Changeかな」と引退を表明した。また、後継者に息子が取りざたされてい
ることについて「それは国民が決めること。現行法では国民は等しく立候補の権利がある」と
答えた。これはひとつの見識である。
国民もヨタジャーナリズムに煽られて世襲がどうのこうのと言っていないで自分の考えで投票
をすればいいのである。アメリカから輸入したChangeを有り難がって騒ぐのなら、国民の政
治意識こそChangeすべき時が来たのではないか。