新聞ネタ独白シリーズ
考え方の違い
あの民主党と自民党の鳩山兄弟を見ていると、兄弟なのにずいぶん違うもんだと思う。風
貌も異なれば性格も違う。ま、世の中にはこんなケース珍しくもなんともない。
僕にも兄が一人いるけど、やっぱり性格が正反対なのだ。
母に言わせると、几帳面な兄にいい加減な弟ということになる。
子供の頃こんなことがあった。
縁日の金魚すくいで持ち帰った金魚が死んで庭にお墓をつくろうということになった。兄
はせっせと深い穴を掘ってしっかり埋めようとしている。僕は
「そんなにぎゅうぎゅうすると、金魚が息苦しくて可哀想だよ、そっと埋めて上に落ち葉
の布団をふんわり乗せとこうよ。その方が金魚も気持ちいいじゃないか」と落ち葉をかき
集めてぱらぱら金魚に乗せた。
すると兄は
「そんないい加減じゃあ、ネコが来て掘り起こすかもしれない。ダメだ、ちゃんと埋めと
なきゃあ」
と言ってぴっちりと土をかぶせたのだった。そこで、ちょっとケンカになったけど、どう
決着したか昔のことで忘れたが。
考え方の違い、感じ方の違いいろいろあっていいと思う。
いつまでもそれを認める社会であってほしい。
話は戻るけど、鳩山由紀夫の“友愛”邦夫の“正義”。掲げる理念も違っていて、いかに
もって感じだけど、でも政治家という職業は一致したんだね。（笑） |