●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

今回のたえちゃん、ひたすらリラックスだす。



久しぶりのOFF

夫がボウリングの遠征試合のため、今週末はまったくのOFFになった。


金曜日の夕方は久々に映画を観にいった。

今さらながら「天使と悪魔」。ユアン・マクレガーはめっちゃカッコいいね!すごく面白か

った。コレを観るために、「ダヴィンチ・コード」も観たのだ。でも、観てなくてもぜんぜ

ん楽しめる。もう一回観にいってもいいくらいの映画だった。


土曜日の昼は、悪友とインドカレーを食べに行って、大変満足した。

久々にゆっくり会うので、どこかでランチをしよう!となって、どこがいいか一週間ほど考

え抜いた挙句、インド人が作るインド料理屋さんに決めたのだ。ヒットだった。ナンが大き

くて食べられるかなと思ったけど、美味しくてペロリと平らげた。また行こう♪

それから、共通の友達の作品展に行った。

亡き父の友人の娘さんで、私たちは小さい頃によく遊んだのだった。悪友の会社の後輩だっ

たということで、縁をつないでくれて、私たちは30年ぶりの再会となった。顔はまったく忘

れていた。神童だった私にしては、かなり珍しいことだ。

「おぉぉー、まったく覚えてないー」と言いながら、「遊んだねー」と話した。で、まった

く興味の無い陶芸や創作服をちらちらと眺めて、さわやかに帰った。

そしてまた悪友とお茶をした。

インドカレーでお腹がいっぱいだというのに、お茶屋さんで抹茶とほうじ茶のミックスソフ

トクリームパフェを注文した。冷たいお茶がとてもおいしかった。興味の無い作品展など、

30分くらいで帰ってきたのに、そこでは2時間ほどベラベラしゃべりまくった。そして、

「どっか旅行に行きたい」という話になり、今あたためている。


帰宅してから、茶の間でずーっとパソコンで遊んでいた。お腹がいっぱいだったので、ご飯

をたべずに、ずーっと遊んでいた。母も私に構わないで、自由にやっていた。そんなもんだ

よね。それで、遊び疲れて寝た。


次の日も、朝からずーっとパソコンで遊んでいた。しかしちゃんとご飯だけは食べて、お昼

寝もした。一日中パソコンで遊んでいて「有益」と思われる行為は、一切していない一日だ

った。起きたまま顔も洗わず、着替えもしていない。廃人同然でパソコンと向かい合ってい

た。文字どうり「OFF状態」である。

朝出かけて、夕方帰ってきた母に「あんた、一日中やってたの。好きだねー」と呆れられた。

そして間もなく夫も帰ってきた。


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