●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

チャレンジャーたえちゃん、いつもマイペースでなにか学んでるようだす。



終わった試験。

日曜日、試験が終わりました。

2年前に挑戦して落ちた試験に再度挑んでみました。

インターネットで、今回の試験の予想解答をしていたので見てみたら、たぶんまた落ちたと

思う(涙)。


試験を受けようと思い立ったのは、この4月。以前にお世話になったスクールでまたお世話

になり、週に1回ほど通って勉強した。そして6月に試験があるので受けてみたのだ。

始めてすぐ、こりゃまたダメだと思って後悔した。以前やったはずなのに、チンプンカンプ

ンだったのだ。忘れている以前に、2年前から理解していなかったことが露呈した。それで

も、まだ6月には間に合うかなーと思って、宿題だけはかろうじてやって行ってた。

そして5月になってゴールデンウィークに勉強しよー、と思っていたら、ぜんぜんやってい

なくて、はっと気がついたのは、5月も半ばを過ぎた頃だった。

そこからモードを切り替えるのがちょっと大変だった。

めんどくさくて、テキストに書いてあることも数字も読みやしなかった。でも、めんどくさ

いで頭に入るくらいなら、テキストなんていらない。でも、何も理解をしないまま試験を受

けるのは、(経験者は語るが)拷問以外の何ものでもない。どっちかっていったら、少しで

も理解をして試験に臨んだほうがいいじゃないか、と自分に言い聞かせ、勉強を続けた。

6月に入って、焦りはじめた。

いつまでも「分からない」という頭脳モードでは進歩が無いので、「脳は理解できる」と自

分に言い聞かせながら、模擬問題集に向かった。

習うより慣れろ、とはよく言ったもので、最初はやっぱり目が泳いでいたけど、それでもや

り続けているうちに、少しずつ理屈が分かってきた。暗記も点数を取るにはいいだろうけど、

自分の身にならないし、第一、暗記など覚えていられないわたし(笑)決まりごとを身につ

けるような感じで、模試をやりながら覚えていった。(まるで「おしん」)

家事も、必要最低限しかやらなかった。ちょっと掃除が行き届かないだけで、気にしなけれ

ば特に支障も無かったのは、ラッキーだった。

そして試験当日。

久しぶりにこの類の緊張をした。いつもは投げ出してしまう問題も見直しをしたりして、試

験は終わった。

また不合格かもしれないけど、でもそれは自分の正直な結果だ。

落ち込むかと思ったけど、ちょっと胃が気持ち悪くなったくらいで、今日から何をして楽し

く過ごそうかと考えている。


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