●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

多芸のたえちゃん、パソコンなくても大丈夫だす。



PCの環境待ちだったりで本。

新年明けから、モデムの入れ替えでネットが繋がらず、座る代わりに寝ころんで読書をし

て過ごしておりました。数年前の過ごし方です。私は興味がある本を読むことに関しての

み、読書が大好きです。パソコンの前に座る時間が無くなったので、本を読みたくて仕方

なかったです。

しかし本屋に買いに行っても、いろんな本を読みたいと思って、予算とか内容とかをいろ

いろ考えているうちに頭がショートしてしまい、結局なにも買わずに出てきたり、立ち読

みはしたくないし、せっかく買ってもさらっと読んで終わりだったり。

なので、昔の本を引っ張り出して読んでいました。どちらかというと小説などには興味が

薄く(注:私は想像力が豊かすぎるので、小説の世界にどっぷり浸かってしまうおそれが

あります)、エッセイや心の教養みたいな本が好きなのです。あとはファッション雑誌を

ちらちら。

さくらももこさんのエッセイや、故・森瑤子さんのエッセイが好みです。

さくらさんのエッセイは、ハマり過ぎたので、一度封印したことがある。

森さんは小説も良いけれど、エッセイの方が個人的には好きです。

あとは知る人ぞ知る、故・斎藤澪奈子女史のハイソでアッパーなワールド。

また、水木しげる大先生の戦記物や不思議漫画は特に素晴らしいと思います。

さらに、愛新覚羅浩さんの「流転の王妃」は号泣して読んだ一冊。

そして「ブスの瞳に恋してる」はバカバカしくも手放せない。

コタツに入って寝ころんで読んでいるうちに眠ってしまうのは、これまた至福のひととき。

パソコンが無かった頃は、本を読みながら寝るのが小さい頃からの習慣で、それでド近眼

になってしまったのではないかと、自己分析しています。


ネット社会の情報収集を知ってしまってからは、ちょっと知りたいことがあれば「ネット

で検索すればいいや」と大変便利なものです。しかしネットが繋がらなかった何日間は、

「あ、今は調べられないんだっけ。」と一呼吸おいた感じになって良かったです。


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