1/5の日記          文は田島薫

やきもの大尽が一番乗り

年末は29日のココ通更新、30、31日の年賀づくりに宛名書き、1.2日と両親とこ行き、

3日になれば、残りの休みはもう普段の土曜と同じ、ってあっけなさ。

洗濯やら掃除やらやって、ブランチ食べてやれやれ、って思ってると、バンドごっこ

メンバーはるさんの弟のちょうさんから電話があり、やきものあげる、って言うんで、

思わず、また?って言っちゃったら、いらない?って聞くもんで、いいのあったら、

もらう、ってえらそーなこと言ったら、ふつーに段ボール箱持って来たもんで、彼が

栄えある田島家新年の来客第1号となった。

わが家の近所に彼の実家があるもんで、その新年の集まりに行く前のついでだったよ

うで、兄貴のはるさんもすでに実家で飲んでるらしかった。

抹茶茶わんやらふた付小鉢やらでかい青磁の花びんやら、全部広げた中から、白磁に

ラフな藍の筆で雑草のようんなもんを描きなぐったまるっこい花びんらしきもんが、

なかなかのできだったんで、これだけもらう、って言って、もらった。

趣味のやきもを30年ぐらいやってるちょうさん、時々見事なやつを持って来ておどろ

くんだけど、知らぬ間に絵付けの腕も上がっていた。

陶芸教室の長老的立場で指導もしてたんだけど、道路の区画整理で教室部分がなくな

ったそうで、今は生徒がひとりもいなくなってさびしいだろうと思いきや、、創作に

専念できてよかった、って喜んでて、元旦からひとりぼっちで制作してたって。


実家行って、新年会やって帰りにまた寄る、兄貴もいっしょに来るかもしれない、っ

て言って出かけて行ったんだけど、酒控えてるはずのはるさん、実家で飲んでから、

またうち来て飲むはずはない、って思ってたら、やっぱり結果はその通り。夕食後シ

ョーチュー飲んでると、ちょうさんだけ来て、兄貴は帰った、って。酒ほとんど飲ま

ない弟や妹、おふくろで、ドクターストップかけられたはるさん女房とふたりで缶ビ

ール10本開けたら十分だろう。


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