思いつくまま、気の向くまま 文と写真は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいの「ぼけのたわごと」、タイトル変えました。
天才のシャンさんたった二文字見ただけで原稿書けました。
常用漢字
しばらく冬眠をしていたら、世の中にはいろいろとびっくりすることが起こっている。
常用漢字というものがある。これは膨大な量の漢字使用を制限し、国民の負担を軽くする
ために1923年に制定されたことに端を発する。
今回の常用漢字表改訂の記事を見て驚いた。都道府県名に使う「茨」「阪」「岡」「埼」
などが、いままで入っていなかったことである。
常用漢字の制定は字画が多いとか、あまり使われない字であることとは関係がないようだ。
埼玉県には、「埼玉(さきたま)稲荷山古墳」があり、埼玉(さきたま)という立派な古
語がある。それなのに、「さいたま市」なんていう子供には書きやすいがあまり意味のな
いひらがな表記をするから「埼」の字が入れてもらえなかったのかもしれない(笑)。
もっと驚いたことは、「俺」の字を入れてなかった理由だ。
「俺」という言葉は女性が使わないからだという。(漁師町へ行くと「オレ」というオバ
ちゃんがいっぱいいるけどな〜(笑)。)
この程度の判断で国の教育を動かす「文化審議会国語分科会」なんていうのは、多分高給
をもらっているのだろうけど、つくづくのんきでいい商売だと思ってしまった。
・・
このようにいいかげんな文部行政の下では、ますます日本の教育は、こんまい(混迷)を
深めることだろう。
ちなみに、「迷」の字は「めい」の読みで常用漢字に入っております。
「迷」を「まい」と読むのは、「迷子」のときだけ。麻生さんは迷子になっているのかな?