家族時間
週末は、東京から母の妹が来た。
うちに来て私を見るなり「あら、大きくなったわね。」と笑いながら言った。
確かに会うのは久しぶりなのだが、「大きくなった」とはアラフォーのわたしに言うには、
違う意味がある。言いたいことはよおーくわかるので、「あぁ、そうだよ。」と大人の対
応をした。
夫の運転で、叔母と、母と、祖母とわたしとで蔵王温泉に向かった。
おばさんたち三人は、公衆浴場に行って、私たち夫婦は運転手とバスガイドよろしく、コ
ンビニでおやつを買ったりして、30分後に迎えにいった。蔵王温泉は道が狭く、駐車場も
少ないし、路駐もできないので、駐車場があるコンビニはとてもありがたい。観光シーズ
ンは過ぎていると思うのだが、昼間から浴衣姿でカランコロンと下駄を鳴らして歩いてい
る年配のご夫婦がいて、なんだかとっても良いなと思ったり、東京や湘南ナンバーの若い
男女の車があったりして、とっても混んでいた。
さっとお風呂に入ってから、近くにある「ペンション村」を見に行った。
蔵王のペンション村は、お庭の手入れが行き届いていて、季節ごとに「オープンガーデン」
というのをやっていて、ランチを楽しみながらお庭を眺めるというイベントもある。この
たびは期間中ではなかったけど、可愛らしい外観を眺めて、叔母も楽しんでいた。
「ペンションて、何や?」という祖母に「ペンションて、山の民宿だよ。」と教えた。
「ふぅーん。こんな寂しいところで暮らすのは、オレ嫌だ。」と言ったので、みんなで大
爆笑した。
それから買い物をして、うちでバーベキューをやった。母の弟夫婦と愛犬のプリちゃんも
招いた。さんざん飲んで食べた後、昔の写真を見た。母、母の妹と弟の、そしてわたしの、
それぞれの結婚式の写真を見て、みんなで大笑いした。
若者と違って、年寄りが多いバーベキュー大会は早々に終了した。
叔父と私はベロベロに酔っ払った。
わたしは次の日、二日酔いではなかったが、朝起きてジャージに着替え、一日中ダラダラ
と家の中で過ごした。 |