8/3のしゅちょう             文は田島薫

(北朝鮮船舶の取り締まりについて)

北朝鮮船舶がイランやアフガンなどに核兵器の材料を輸送してる疑いで、米国や

韓国などがそれへの臨検立ち入りへの必要性を提示してるわけだけども、それに

ついての実行はそれぞれの国ではまだ決定してないと思うんだけど、日本政府お

よび、民主党まで、慌てて、それを実行するようなことを発表しちゃってるのは

どう考えても軽率で危険な判断だ。

だって、北朝鮮はそれをされたら、宣戦布告とみなして武器攻撃すると警告して

ることについてどう対処するって言うのだ。

日本の関係者はみんなして核兵器がテロ国家に渡るのを阻止するための正義に基

づいた勇気ある当然の行為だ、って無邪気に考えてるんじゃないのか、って印象

なんだけど、平等な視点で見てみれば、大テロ国家はあんたの方だろ、って批判

を浴びてる米国のように、自分のとこは大量の核兵器持ってるくせに、自国の利

害と対立する国にはその所持を認めない、といった身勝手によって他国の自由な

行動や主権を侵害しようとしてるとも言えるのだ。

米国でもさすがにそのあたりの矛盾を意識してるからこそ、はっきりした結論を

出せずにいるはずなのだから。

米国に追従して、知らぬ間に妙な役割やっちゃってる自民政府に代わり、今度は

少しマシな民主党政権だ、って言っても、なんだかおっちょこちょいの部分はあ

んまり変わらないみたいだから、政権交代あっても安心しないで、われわれはみ

んなで意見メールを送ったりして、よく監視して行かないと危険だ。




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