●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

人気者たえちゃん、どこでも指名されちゃいます。


秋の大運動会

何の因果か知らないが、主人の実家の地区の運動会に出場した。

義理の弟が、その地区の子供会の役員で「どーしても出場してくれる人が足りなくて…」

と義母のケイタイを借りて一家総出での依頼があったので、夫と共に何種目かに出場した。

ついでに私は、応援団の団員にまでなっていた。

運動会なんて、中学生ぶりなんじゃないだろうか。高校の頃にもあったのかもしれないが、

マジメにやっていなかったと思うので、記憶が確かなのは中学生までだ。というワケで運

動会。

私が住んでいる地区には、そういうたぐいの運動会は無い。夫の実家のあたりは新興住宅

地で、マンモス小学校があるので、けっこうそういうたぐいのレクリエーションがあるら

しく、義妹に話を聞くと、かなりウザい。

実際、運動会が始まってみると、いろんなこと言い出す老若男女がいっぱいいて、かなり

ウザい。統制の取れない組織というのが、私は一番イラッとする。しかしこの地域で生活

しているわけでもなく、ただこの地域の家族へ嫁に来ただけだし、しかも義弟にビビられ

ながらも頼まれた立場なので、やることだけやってシレっとおとなしくしていた。

最後にリレーに出場した。高校時代は書道部で、何かと文化系かもしれないけど、エアロ

ビクスを習ったり、ジムトレーニングをしたりしていたこともある。そして最近は毎朝、

ラジオ体操を欠かさないのだ。自分が今でもどれだけ身体が動かせるかと思って、参加し

てみた。そしていざバトンを受け取って走ってみると、もうちょっと筋力が必要だという

ことがわかったので、走ってみて良かった。・・・っていうか、ここ数年、運動らしい運

動をしていなかったのを自覚。

結果6組中2位で、まあまあ気分良く早めに家に帰って、お風呂に入ってまったりした。

そしてご苦労振る舞いで、夜は家族みんなで食事に行った。ちょっとだけ風邪気味だった

んだけど、身体を動かしたら吹っ飛んだみたいだった。


そして、夫に心配されるほどの筋肉痛も無く、翌朝のラジオ体操を元気に出来る私なのだ

った。


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