7/22の日記 文は田島薫
祭にはさまれた長野行き
連休は同居人の高齢の両親(母親の方は足の具合が悪くベッドからあまり離れら
れない)のいる長野に同行することになったんだけど、直前になるまで、それを
確定できない事情もあったんで、遊びに来たい、って言ってる友人たちにも、行
かないかも知れないから連絡してくれ、って言っておいた。
で、じゃ行くことに決めよう、ってことにした前日の金曜日の午後、長いバンド
ライブシーズンから解放されたサニーから電話があり、東京に打ち合わせに出る
予定があり9時過ぎなら行ける、ってことだったんで、じゃ、夜ちょっとだけで
いいなら飲もう、って言っておいたら、けっきょくその打ち合わせは中止になり、
6時ごろには来れる、って言うんで、じゃ長野出発の前夜祭、ってことで、たっ
ぷり飲もう、ってことに話が変わり、疲れが出たサニーにわれわれも途中で仮眠
をつきあったりして、朝の4時ぐらいまで、飲んだりしゃべったり、ギター合奏
したりした。
翌日はブランチを済ませてから、昼過ぎにいっしょに出て、最寄り駅から5つめ
の駅から新幹線乗ったら旅の情緒楽しむ間もなくあっという間に長野に着いた。
ヘルパーさんの代わりに食事作ったり、雑談したりして翌日の2時半ごろおいと
まして、新幹線で缶ビール1本飲んでたらすぐに下車駅、乗り換えて自宅最寄り
の駅に着いてもまだ陽は落ちてなくて、そういえばそうだったな、ってよさこい
踊り祭りの当日だったんだけど、それもまだ終わってないようで、駅前からずっ
と人だかリが続いた向こうの方からビートの効いた音楽が聴こえている。
1本遠回りだけど、じゃ、ってその踊りの道の歩道に沿って、日本文化のルーツ
への本家帰りとも見える、国籍不明のカラフルな衣裳とリズミカルなビートで踊
る子供の集団やら、よさこい通りゃんせ、ってビート効いてるのにスローテンポ
な盆踊りみたいな不思議な感じの初老集団などを見物しながら自宅へ向かった。