6/30の日記 文は田島薫
草刈りのち雨
わが家で育ててる庭の雑草が大海原状態になってきてるんで、これはちょっとない
かな、って思い、土曜は久しぶりに草の床屋さんをやってあげることにした。
午後、頭にタオル巻きせっせと家にくっついてる部分を重点的に刈ってると、いつ
も批判的な目で雑草をながめてる奥の家の姑がいつのまにやら自分ちのフェンスの
中に立ってこっちを見てたんで、こんちわ、って言うと、今は草すぐに伸びちゃう
のよね〜、ってお世辞言ったんで、や〜、手入れも悪いんですけどね、って謙遜し
たら、この前まで咲いてた紫大根の花とってもきれいでしたね〜、って言うんで、
え?紫大根っていうんですか?知りませんでした。また来年も咲くんでしょうね、
って言うんで、や〜、わかりませんね成りゆきで色々変遷してますから、って言う
と、あ〜鳥が種運ぶんですね〜、って言った後、ちょっと深呼吸して、あ〜気持い
い、って言ってから、だんなさんマメだからいいです、ってまたお世辞言ったんで、
そうでもないんですよ、そうならこんなふうにはなりません、って謙遜した。
ま、とにかく、私が少し雑草の手入れをする意志を示したんで、姑は大いに安心し
たらしい、ってことで、ご近所の関係も良好な昨今でした。
1時間も刈ってるともう汗びっしょり、このへんでやめとこう、ってやめて、早め
の風呂に入ってから、夜は旨いビール。
翌日曜は雨、図書館で借りてた本の読み残しこなしてから、傘さしてそれを返しに
出かけなくちゃならない、おまけにレンタルDVDもきょうが返却日。
雨ん中歩いて、帰って来たらもう2時間近く経ってて、その場運動して風呂に入り、
ビールとショーチュー飲んでギター弾いて、テレビでK1ジャパングランプリ。
武蔵も中迫も若い選手に簡単に敗退しちゃって、終わった後、相手に笑顔で挨拶。
友好的なのはいいんだけど、愛そう良すぎ。いちおう戦いなんだから、もっとアグ
レッシブに戦ってから、それで負けてから、大いに悔しがった方が、相手だって、
好感持つんじゃないか〜?、って、自分じゃできないのに言いたい放題言えるのも
格闘技の楽しさなのだ。