●連載 がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
たえちゃんが正しいお正月の過ごし方を教えます。
正月のお過ごし方ウンチク
昨年末は望年会(ぼうねんかい)のお誘いが多く、最近には珍しく一週間飲みっぱなしだ
った。ただ、飲み過ぎることはなく、軽い頭痛程度で済んでいる。大人になったもんだ。
年越しは、いつもの仲間のお宅で飲みながらだ。私は台所を借りてつまみを作った。
とりあえずみんなで飲んで、ちょうど良い頃にマージャン大会になった。夫は参加したが、
私はすっかり忘れていたので、コタツに入って寝ていた。年越し10分前に起きて近くの
神社へみんなで初詣に行った。愛犬わたるも、そこんちの子供たちも別の友達の子供たち
も、みんなみんなご一行様。
元日はテキトーに帰ってきて、またちょっと飲んで寝た。
2日もテキトーに起きてお風呂に入って、お参りに行ったり親戚が来たりしてたくさん食
べて、夜も何だか少し飲んで夜更かしして寝た。
3日はさすがに夫の実家に顔を出しに行った。お正月らしいご馳走をいただき、自分から
ビールを所望しお昼から飲んだ。それからずっとダラダラ過ごしていて、お夕飯でも飲ん
だ。
ダラダラうだうだ寝ながら気づいたが、やっぱりお休みでも少しくらいは計画を立てない
と、私の場合は寝てしまうようだ。茶の間には脱いだ服も洗濯した服も、新聞やチラシも
散乱していて、わたるは私の脱ぎっぱなしのコートを枕にして寝ている。コタツの上には
ミカンならまだ良いが、食べ終わったミカンの皮や読みかけの本、お醤油さし、インスタ
ントコーヒーや茶筒もあって、もちろんポットもあります。すべて手の届く想定の範囲内
です。少しは掃除しようと思ってたんだけどなぁ。でも、茶の間を一歩でも出ると、東北
の厳しい冬が待ち構えているんだ。むむ。私は春をじっと待つふきのとうのようだ。
いかんいかん、これではいかんのだよ!とウツラウツラ思いつつ、気がつくと寝ているお
おらかな自分。
って感じで、2008年の幕開け。