8/11の日記 文は田島薫
ミセス・シャンの訪問
土曜の午後は江戸川橋の事務所の時楽しくつきあっていただいたシャンさんが、
是非わが家の同居人に会いたい、っておっしゃる夫人を連れて遊びに来ることに
なっていた。
そんな予定の、前日の金曜にプロデューサーの尾形さんからメールが入り、土曜
の夕刻から競馬場で花火があるから一緒に見物はいかがか、って、こんな時、私
はたいてい、来客の予定を知らせて、よかったら合流しますか?って言ってしま
うとこなんだけど、そう言うと、つき合いのよさ抜群の尾形さん、僕も是非奥さ
んに会いたいな〜、って言う確率も高いのだけど、今回の主役は夫人と同居人な
わけだから、尾形先生の生活と意見を聞く会、って風に主題が変わっちゃまずい
と思い、同居人がちょっとエネルギー使う仕事が午後にあるので、多分花火はだ
め、ってことだけ伝えておいた。
夫人とは私は2〜3度会ったことがあってその人柄のよさを知っているのだけど、
同居人は会うのが初めてだったわりに、会ったとたんに旧知の親友同士のような、
感じになったから、夫人の人柄のパワーはすごい。
江戸川橋の事務所の時、今ぐらいの季節にシャンさんとよくビール飲んでごちゃ
ごちゃとした話をした気分も戻り、ふた手に別れた話題でたまに交叉しながら、
のんびりリラックスしてたら、リラックスし過ぎて、押さえてたはずの私の飲む
ピッチが上がり、やがて何度もテーブルに振るまい酒してしまった上、陽が落ち
た頃には自分だけ先にその場でごろ寝して眠り込んでしまい、見送りと後片付け
は全部同居人の仕事になった。
ま、さすがに相手がひとりだけの時はまずないんだけど、何人かで飲んで、話の
間を引き受ける人間がいる場合は、ひとりで気持よくさっさと寝ちゃうことがあ
って、私は大勢から不評を買っている(エヘン、え?えばるとこじゃないの?)。