ぼけのたわごと             文は上一朝(しゃんかずとも)


大変お待たせいたしました。
大好評だった酩酊放談のシャンせんせい、装い新たに復活しました。
今回のシャンさん、怒りを忘れてんじゃないか?、ってわれわれに言ってます。



もっと問題にしてほしい言葉

「民間なら横領だが、公務員だと私的流用」

官民に対する司法の不公平に対して、木村剛氏の指摘。

民間では会社に損害を与えると背任だが、お役所は裏金作りで通ってしまう。

同じ介護の事業でも、グッドウィルは潰されたが、厚労省はお咎めなし。扱う金額も事

件の大きさもちがうのにこの体たらくだ。最近の司法は、官に甘く民に厳しくおかしな

話だ、と。

確かに法は公務員の企画や事業の失策の責は問わないことになっている。しかし、その

施行についてはどうか。公務員はシンプルな刑事罰の対象にしかならないが、民間はそ

うはいかない。例えば、事業の失策のなかに横領があったとする。公務員は絶対に横領

といえる事件でしか起訴されない。少しでもスキがあれば、それこそ私的流用で納めて

しまう。実にシンプルな発想である。ところが民間となると、横領らしいとなると、あ

の手この手どころか360度にわたって法を適用して立件してくる。国民は「法の下に

平等である」といくらお題目を唱えても司法がこの様ではどうにもならない。


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