●連載
がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
かなり恵まれたとこ住んでるはずのたえちゃん、ずいぶん贅沢言ってます。
暑い。
ここ3ヶ月ほどの週末は、いつも家の掃除や庭イヂリをしている。
いろいろと家の中を片付けていたら、雨漏り箇所を発見したり、破けたふすまだったり、
黄ばんだ障子なんかが気になって、母も協力してくれた。といっても、母は大工さんを雇
っての協力。私はエンドレスに続く片付けと掃除の作業。暑さでうだるので、寝たり起き
たりしながら。うちにはクーラーなど無いので、適度に(?)汗をかいて、とても健康に
良いです。
庭イヂリなんかしていると、なおさらダラダラと汗をかく。冷たいお茶を飲みながら、麦
わら帽子をかぶって作業をしている姿は、すっかり田舎の子です。
ちょこっと作った畑モドキには、キュウリの黄色い花が鮮やかに見えます。ちっこい畑を
作ってるんだ、と言うと、ネギを植えろ、だの、三つ葉を植えろ、だの、ニガウリを植え
ろ、だの小松菜を植えろ、だの、何月何日に何を植えろ、だの、いろいろと言ってくれる
おせっかいなジジイとババアがいます。
暑い暑いと言っていながら、それでも山形の花笠祭りが開催されて終わった(早い!)。
そこいらへんのオジンオバンの話によると、花笠祭りが終わったころにはもう冬がくるん
だそうな。そんなオバカさんなお話があるもんかい!って思うんだけど、終わってみたら
確かに夜だけは涼しい。今夜なんかリンリンと秋の虫が鳴いている。寝やすくなった。
しかしでも、昼間はうだるような暑さなのだ。洗濯したジーンズなど、カラカラに乾く。
なんかなー、もうちょっと暮らしやすい気候のところに住みたいなぁ、とか思ったりして
大金持ちになる夢を見ています。