9/3の日記          文は田島薫


他人の生活拝見

きのうは、続いた猛暑も去ったようで、けっこう過ごしやすい気温だったもんで、

材料を買ったまま1年近くほっておいたベランダ塗の下塗りだけをした。

エレキギターのセットをして、クラプトン、ジミヘン、レッドツェッペリンなどの

真似をしてから、新聞読んで、図書館の本読んで、午後に返しに行った。


その場運動、風呂、ビール、夕食の後、ショーチュー飲みながら、録画しておいた

タランティーノ監督の映画「キル・ビル」を見た。

予測はしてたものの、やり過ぎなくらいの人体部分盛大切断チャンバラで、ほんと

に劇画も入って、本編も劇画って風に見れば笑えちゃったりもするんだけど、オイ

オイこりゃ、無垢な青少年に悪影響あんじゃないの、って思いながらも、考えてみ

たら、中東では実際に日々このぐらい残酷なシーンが現実に行われているわけだか

ら、自分とは無関係な世界の物語りだ、って決めつけてもいけないのだろう。


少し気分転換に、図書館で借りて来た「他人の本棚拝見」、ってような写真入りの

本をぱらぱら見てたら、なかなかおもしろくて、確かに本棚ってその人物を語って

るよな〜、って。

松岡正剛さんのように、各分野、量・質ともに充実した上に、系統的に管理された

本棚があると思えば、内藤陳さんのように、膨大な本がすべて「冒険探偵小説」の

たぐいだったり、ユニークな軽い乗りのキャラクターだった影山民夫さん、どんな

悩みがあったのか、本箱の半分が大川隆法の本で埋まってたりとか。


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