10/29の日記 文は田島薫
浦和パルコに散歩
事務所の引越の準備などでちょっと気忙しい日々が続いてたもんで、晴れた日
曜の午後は、図書館に本返しに行ってから、気分転換に今月地元さいたま市に
オープンしたばかりのパルコへ、同居人と散歩がてら出かけた。
自宅から住宅街をずっと歩いて行ったんだけど、こんなに明るくて気持のいい
道なのに、歩いてる人の姿はまれにしかいないのが不思議だった。
ところが浦和駅の手前のパルコのある東口のガードをくぐるあたりにどっから
湧き出たんだ、って感じで突然大量の人の行列が出現していた。
その行列はずっと続いてパルコ前の大広場をぬけパルコのいくつかの入口にそ
れぞれ分散して吸収されて行っていた。
で、われわれもその一部になって吸収されて行った。
エスカレータで上りながら各階でちょっと下りちゃあたりをひと回りしたんだ
けど、ほとんどが若者の今風レディスファッションの店ばかりで、例外もいる
けど(われわれもだけど)客のほとんどは若者で、けっこう楽しそうだ。
シネマの上の最上階は建築前そこにあった図書館が入っていたのがおもしろか
った。その他は紀伊国屋書店とレストラン街もチェックした。
レストランはどこも満席で外で待ってる人が何人もいた。
ま、だいたいわかった、ってことで間もなく帰ることにし、1階へ下り、出口
を出ようとしたら、またそのあたりに異常な人だかりがしてて、なんだ?って
よく見るとアイスクリーム屋で、店内スペースがぎっしりで、その外の通路ま
ではみだして、それを買う順番を待ってる人たちだとわかった。
なんだか若者たちのわけのわからないエネルギーに感心しつつ、われわれは、
ちょっと疲れを感じながら帰路を歩いた。