●連載 がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
チャレンジャーたえちゃんは、バレエもやってるんだす。
美しいものしか目に入らない
通っているバレエ教室の発表会を観に行った。バレエとは、そりゃーそりゃーいいもん
である。とにかく美しいのだ。観てるだけなら簡単に思うかもしれないが、トゥシュー
ズで立つっていうのはそりゃーそりゃー難儀なもの。筋力と関節の柔軟性とバランスの
統合。つま先立ちをもう一歩進めて、足の指をくるっと返したところに全体重がかかる
ので、体重の軽い子供のころからの鍛錬が要る。じゃないと、足首を骨折する。大人に
なってから習い始めた私は、体重があって筋力がないので、満足に立てない。バーを握
りしめて真っ赤な顔してゼイゼイしている。
とにもかくにも、バレエは老若男女にお勧めデス。姿勢が良くなるし、筋力も必要だし、
音楽も美しいので情操にも良いデス。
美人が多くなったと思う。も〜最近のヤング層の体型は、もう世界とタメを張って、び
っくりするくらいに美しくなった。バレエを習っている子供たちの手足の長いこと!
「ホントにこのお母さんの子かぇ!?」っていう子供もいるくらいだ。
そしてミス・ユニバースの知花くららさんとか森利世さんとかに代表される最近の日本
人女性の素晴らしく美しいこと。嬉しい限りである。
加えて最近では、美人は馬鹿だとかナントカいう時代遅れの腐ったジジババが絶滅しつ
つあることも、嬉しいことのひとつである。美しい人を評価する人たちの意識も高くな
ってきているんじゃないかな。同級生が芸能人になっちゃうかもしれない時代だし。一
億総タレント&評論家だ。
オジンオバンが汚いのは、あきらめちゃうからなんだべがな。人生なんてこんなもんだ、
キビシーなー、って言ってスーパーの値引き品を見定めて、ウサ晴らしにちょっと良い
なと思う人の悪口言っちゃったりして。
おぉ、気をつけよう気をつけよう。年齢だけはもう立派なオバハンだし。でも、スーパ
ーの値引き品を探すのが大好きなのは、一生やめないだろうな。